アイドルグループ「Lit★V」のリーダー「橘明里」。圧巻のパフォーマンスで卒業ライブを完遂!

 福岡発の6人組アイドルグループLit★V(リットビー/リトビ)のリーダー橘 明里の卒業ライブ「AKARI LAST LIVE」が6月28日(日)、福岡・天神にあるライブハウスSUNHALO THEATERにて行われた。

 この日は、お昼帯に、リトビがお世話になったアイドルグループを招いた対バン「FEEL THE LIT VOL.5」も行われており、昼・夜の2部構成にて、リーダーの新たな船出を祝う特別な一日となっていた。ここでは17:30からの橘 明里卒業ライブ「AKARI LAST LIVE」の模様を紹介したい。

●橘明里の卒業インタビューの模様はコチラ

 記者にとっては、2018年ごろから見て来た明里がいよいよ卒業ということで、青の時代の終焉や、パフォ解散と並ぶ大きな節目を感じるライブとなった。さて、ライブは定刻通り17:30にスタート。恒例のSEにのって颯爽とメンバー――橘明里,岬沙綾,泉ここな,聖柚希,岸桜歌,蒼ゆな――が登場し、暗転の中横一列に並ぶその立ち姿からは、これから始まるライブへ向けての強力なオーラがビシバシを放出されているようで、まるでスーパーリトビちゃん(表現すみません)が現出したかのよう。

 オープニングナンバーの「Notyet」からファンの声援も大きく会場を満たし、ステージ上のメンバーはそれを受けのっけから全開のパフォーマンスだ。現6人体制のLit★Vの一体感は素晴らしく、4月のお披露目時を圧倒的に凌駕する圧巻のステージング。その様はまるで、Lit★V1周年ライブの時、一日だけ復活したPerfo★ismの盛り上がりを見ているよう。当時はその様に尻込みしていたメンバーも、いまは自分たちがそのうねりを生み出しているのだ。大きな成長・進化を感じるものだ。

 以後、「Flyhigh」「涙を流すタイミング」とアップテンポな曲を並べ、会場のファンの熱気をさらに高めていく。MCを挟んでも「スタートライン」「アナトワナ」「針」、そして「empty」と盛り上がり系の曲を組み込み、会場の熱気を、一体感を、さらに高め、醸成していく。今回のライブを通して感じたのは、個々のメンバーの大いなる成長だろうか。オリジナル3名(明里、沙綾、ここな)のパフォーマンスの安定感、躍動感、重量感はさらにマシマシになり、中でも明里の体の切れは相当なもの。しなやかでいて、剛毅。北斗神拳で言えばトキの立ち位置になるだろうか。怒られるかもしれないが、同年齢の時のかれんのそれを凌駕している印象。沙綾は歌声の進化が素晴らしく、愛らしい歌声かと思えば、かつてのかのを彷彿とさせる低音も堪能でき、Lit★Vの歌姫の座を独り占めしているよう。ここなは表情を含め、体全体から芳醇な表現力があふれ出てくるよう。立っているだけで様になる存在感だ。新メンの聖柚希はオドオドした面が払しょくされ、自信に満ちた表情と歌声がさらに魅力を高めていた。もっともっとソロパートを見てみたくなった。岸桜歌は沙綾と並ぶ歌姫への成長ぶりが著しかった。記者は年に数回した生ライブを見る機会はないが、見る度に(加入後3度目のライブ取材)その歌声の進化に驚かされる。毎年挑戦している今年(9月)のソロコンへの参戦が、楽しみになってきた。蒼ゆなは、4月のお披露目ワンマンではまだ探っている雰囲気(すみません)も感じたが、今日のパフォーマンスではそれがなくなり、柚希同様に自信に満ち溢れ、私がLit★Vを引っ張っていく、という強い意志を感じる剛力なパフォーマンスを魅せてくれた。

 MC2を挟んでの最新曲「フェーズ」の雰囲気もよく、初披露から2ヵ月、完全に自分たちの曲にしているのが見て、聞いて感じとれた。ここなは事前に、「今日は本当に(沙綾と)キスしちゃうかも」と話していたが、例のフリの際、驚いた顔をしていたので、後日聞いてみたら「キスはしてないけど、鼻がぶつかってびっくりした」と話してくれた。以後は、「むかし、むかし」「SUMMER TIME」「また、明日」と、まるで、かつてのPerfo★ismの解散ライブを思い出すような構成で、ステージングしてくれた。

 ここでいよいよ卒業セレモニーへ。詳細は省くが(会場に集まったファンそれぞれの記憶を大切にしてほしい)、大まかな流れを記すと、メンバーからの動画コメント、サプライズでの桜衣かれんからの手紙朗読、BOSSから明里ママへの感謝コメント、そしてBOSS→明里への卒業コメント、明里からのコメント、ファンから明里へのプレゼント贈呈、という構成で、Perfo★ismに憧れてこの世界に入り、思い通りできないことから来る葛藤を抱えながらも、ファンやメンバーの温かさに触れ、アイドルの素晴らしさを知り、それを守るために全力を尽くしてこられた。9年間に受け取った宝物の時間、思い出を大切にします。幸せでした、とファンへ、メンバーへ、運営へ、そしてママへ、関わってくれたすべての人への感謝を口にしていた(当初15分の予定だったセレモニーが、結局40分になってしまった)。

 その後は、別稿の卒業インタビューでも書いたように、明里のアイドル人生の始まりでもあるRinohlaのオリジナル曲「Lucky days」と、Lit★Vの代表曲でもある「SUMMER TIME」を披露して終幕だ。なお、「SUMMER TIME」については落ちサビの部分で、通常は沙綾担当のソロパートを特別に明里verで披露してくれた(やりたかった、とのこと)

 こうして本編は終了したが、会場に集まったファンの熱気は冷めやらず、すかさず大きなアンコール(明里コール)が巻き起こり、それに応え再び、「Notyet」「また、明日」を熱く、熱く披露。本編の盛り上がりを大きく更新して、アンコールも無事に終了だ。

 ……なのだが、まだまだ明里のパフォーマンスを期待する熱気は冷めやらず、Wアンコールが巻き起こる。そして三度ステージに登場したメンバーは、最後の最後に3度目の「SUMMER TIME」(落ちサビ明里ver)をタオルも全開にぶん回しながら、これまでの熱気を上書きしながら、まさにアフターバーナーのような盛り上がりを醸成し、橘明里の卒業ライブの、その終幕を彩っていた。

 およそ120分、全16曲の歌唱を以て、Lit★Vリーダー橘明里の卒業ライブは大団円となった。

●Lit★V オフィシャルX
●岬沙綾 X
●泉ここな X
●聖柚希 X
●岸桜歌 X
●蒼ゆなX

●橘明里 X

※すみません、ライブフォトは後日掲載します。しばしお待ちください。
※7/2更新 ライブフォト追加しました!