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エンタメ

  • 2023年4月4日

大ヒット小説/テレビドラマの「その後」がここに。純愛の美しさを描く話題作『劇場版 美しい彼~eternal~』

 累計55万部を突破した大人気小説(原作・凪良ゆう)、『美しい彼』。すでに「シーズン1」「シーズン2」とテレビドラマ化されて好評を集めているが、その続編が『劇場版 美しい彼~eternal~』として4月7日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開される。ドラマ同様、平良には萩原利久、清居には八 […]

  • 2023年3月23日

ニコラス・ケイジの人生とダブる、好漢“ニック・ケイジ”の活躍に注目。『マッシブ・タレント』公開

 ニコラス・ケイジが自分を素材に遊んでしまった……そんな趣を持つ軽妙な一作だ。彼が扮するのは往年のハリウッドスター、“ニック・ケイジ”。最近はどうにも冴えなくて、借金もふくらむばかり。妻とは別れ、娘の視線も冷たい。そんな彼の許に、なんとも怪しい、しかしおいしい話が舞い込む。スペインの大富豪のパーティ […]

  • 2023年3月17日

「赦す」先に見えてくるものは何か。ヨーテボリ映画祭正式出品作品『赦し』が公開

 重いものをつきつける作品だ。と同時に、観る者の年齢がどうなのかで、感じ方も変わってくる作品だろう。私はやはりどうしても、17歳の愛娘を同級生に殺された両親の側から見てしまう。  ……のだが、これは単に「愛娘を同級生に殺された」話ではないのである。そもそも殺人というのは、相手側にその人を殺したいとい […]

  • 2023年3月14日

ロカルノ映画祭オフィシャル・セレクション作品。“中国第8世代”に数えられるチウ・ション監督の長篇デビュー作『郊外の鳥たち』

 英国Sight&Sound誌が「過去と未来、現実と夢が、同じ地平線を歩いている」と評した作品が、2018年のロカルノ映画祭上映から5年、中国本土での正式公開から2年を経て、ついに日本でも公開されるようになった。  ビー・ガンなどと同じく“中国第8世代”に数えられるチウ・ション監督の長篇デビュー作( […]

  • 2023年3月12日

心の問題を抱えた息子と、その親たちの物語。ゼレール監督の“家族三部作”第2部が日本上陸

 フロリアン・ゼレール監督が構想する“家族三部作”の第2部、『The Son/息子』が3月17日より、TOHOシネマズ シャンテほかで全国公開される。原作は、戯曲「Le Fils 息子」。前作にあたるアンソニー・ホプキンス主演作『ファーザー』は第93回アカデミー賞で主演男優賞と脚色賞を受賞したが、今 […]

  • 2023年3月10日

これは不当逮捕じゃないか! 開発者の未来と権利を守るため、権力やメディアと戦った男たちの真実。映画『Winny』公開

 故・金子勇氏を中心とする、いわゆる「Winny事件」に基づくストーリー。観終わった後、金子氏について調べたところ、筆者と同年代であることがわかった。この事件がなければ、彼は今も自分と同じ時代を呼吸していたんだろうなと思うと、一面識もないのに、なんだか悔しさが増してくる。昭和40年代半ば生まれの者た […]

  • 2023年3月3日

「エッフェル塔」はこの男が、こうして設計した。19世紀後半、地球を揺るがした一大建築イベントが照らし出す人間ドラマ『エッフェル塔~創造者の愛~』

 すこぶる新鮮な一作だった。良い作品は「エンターテインメント」と「エデュケーション」の要素を兼ね備えているものだが、この映画も例外ではない。筆者はもちろんエッフェル塔の存在は知っている。訪ねる機会には恵まれていないが、いろんなところで画像を見る。が、それ以上、とくに何も思いを寄せることのないまま今ま […]

  • 2023年3月1日

恋、旅、好奇心。マリメッコの伝説的デザイナー、マイヤ・イソラの生涯に迫る『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』公開へ

 ファッションには不案内な私だが、それでも「マリメッコ」については大体「こんなものだろう」という、ざっくりしたイメージはあった。それが北欧を代表するブランド名であること、その大部分をデザインしたのがマイヤ・イソラという人物であることを、不勉強にしてこの映画で初めて知った。そしてひとえに「マリメッコ」 […]

  • 2023年2月28日

“トイレを舞台にした、今までで一番格好いい映画”との声も高い話題作がドイツから上陸。『ホーリー・トイレット』

 「うわー、痛そう」。そんなシーンが幾度となく現れる。体内のいろんなところから出るいろんな液体が勢いよく画面の中で飛び交う。見る人を選ぶ作品といっていいだろう。が、物語は実にストレート。「ずるいことをするやつ、不器用でも誠実に物事にあたろうとする奴」を、「おてんとさん」はちゃんと見ているよ、だから、 […]

  • 2023年2月25日

映画『レッドシューズ』が公開。主演・朝比奈彩は市原隼人と本気のスパーリング。市原は「気を使うのは失礼、思い切り殴った」

 映画『レッドシューズ』が北九州での先行公開に続き、全国公開を迎えたことを記念し、2月25日(土)、新宿ピカデリー(東京・新宿)にて舞台挨拶が開催。主演の朝比奈彩をはじめ、市原隼人、主題歌を担当した岡本真夜、雑賀俊朗監督が登壇した。  舞台挨拶終盤、出演者のひとりである佐々木希からのメッセージも到着 […]