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エンタメ

  • 2022年12月1日

早すぎた鬼才画家/イラストレーターの足跡に迫る話題作『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』。猫の登場シーンもたっぷり

 1880年代から1920年代にかけて引く手あまただった画家、ルイス・ウェインの伝記映画だ。ベネディクト・カンバーバッチがルイスに扮する。  天才肌のアーティストとして、今なおリスペクトされているルイス・ウェインだが、今回この作品を見て、ひじょうに稀な人物であるという認識を新たにさせられた。まず生育 […]

  • 2022年11月26日

アラン・ドロン以前の「フランスの二枚目俳優」といえば、彼なしに語れない。『ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭』

 1922年に生まれ、1959年に早すぎる死をとげたジェラール・フィリップ。その偉業を振り返る特集上映会「ジェラール・フィリップ 生誕100年映画祭」が11月25日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で行われる。  日本の劇場において、彼の特集 […]

  • 2022年11月25日

ドラマ『桃色探訪~伝説の風俗~』のOA記念トークショーが開催。「ケンドーコバヤシ」「戸田真琴」「天使もえ」らが登壇

 ケンドーコバヤシが主演を務めるオリジナルドラマ『桃色探訪~伝説の風俗~』は、ケンドーコバヤシがうだつが上がらないサラリーマン・梶山恒夫を演じ、己の勘と経験を頼りに「今月はこの一発に懸ける!」と極上の風俗を追い求める物語。  この度、「#7上野編」と「#8五反田編」のOA決定を記念して、11月24日 […]

  • 2022年11月25日

「河合奈保子」の名曲「けんかをやめて」が『すずめの戸締まり』内でフィーチャーされ大反響!!!

 1980年代にトップアイドルとして活躍した河合奈保子が1982年にリリースした「けんかをやめて」が、新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』内で使用されている。「けんかをやめて」は竹内まりやが作詞・作曲を手がけた作品で思春期の揺れる乙女心を描いた作品だ。  河合奈保子は1980年に「大きな森の小さな […]

  • 2022年11月21日

ロックとファッションが高揚しあった1960年代、その眩しいまでの輝きを彼女は主導した—-

 ファッション・デザイナー、もしくはブランド名としてその文字を知っていても、では「実際、何をどうしたのか」と問われるとわからない。そんな人物が自分にとってのマリー・クワントであった。  イギリスの男性上位社会、古い因習の中で、彼女の存在や発想がいかに斬新でポップなものであったか。そうしたことがたちど […]

  • 2022年11月19日

ディーラーが「足を洗う」ために行う最後の「大悪事」を、登場人物と同じ時間軸で味わう『ナイトライド 時間は嗤う』

 この映画に関しては、第一に、スティーヴン・フィングルトン監督のコメントを紹介するのが最良の策であろう。 「このプロジェクトで最も気に入っている点は、撮影終了と同時に映像がファイナルカットになっていることである。余計な手を加えて台無しにはできない。一般的にカットしなければ観客が興味を失うという誤解が […]

  • 2022年11月18日

映画『夜、鳥たちが啼く』の完成披露舞台挨拶が開催。「松本まりか」は「今回のような作品に憧れていた」

 『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』などで知られる作家・佐藤泰志が、函館ではなく関東近郊を舞台に描いた短編小説『夜、鳥たちが啼く』(所収「大きなハードルと小さなハードル」河出文庫刊)が映画化。12月9日(金)より、新宿ピカデリー他全国ロードショーとなります。脚本は同2作を手掛けた高田亮、そ […]

  • 2022年11月12日

日本一のレースクイーン「川瀬もえ」が「週刊現代」グラビアに登場

 「日本レースクイーン大賞2021」で史上初の二冠を達成した川瀬もえが、11月7日発売の講談社「週刊現代」(2022年11/12号)のグラビアに登場。極上のスタイルを誇る彼女が、競泳水着やバニーのコスチュームなどで、かわいさと大人の魅力をぞんぶんに発揮。また、11月11日には2冊のデジタル写真集『サ […]

  • 2022年11月11日

観る者の想像力を花開かせる、真夏の浅草、路地裏の物語『ゆめのまにまに』

 あわただしい日常を忘れさせてくれる作品だ。セリフの“間”も快い。10言うところをあえて7ぐらいにとどめ、残りを観る者の想像にゆだねるような感じだ。  季節は夏。舞台となっているのは、浅草六区の古物店「東京蛍堂」。主に大正時代のグッズを取り扱っている。アルバイトのマコト(こだまたいち)は気ままに毎日 […]

  • 2022年11月11日

別の視野を持つ女性との出会いが、彼の背中を押した。雄大な自然のなかで描かれる自分探しの物語『川のながれに』

 自然や人への愛がひしひしと伝わる一作だ。プロデューサーで俳優の川岡大次郎は、2016 年にテレビ番組の企画で那須塩原に期間限定で住んだ。すっかり魅せられた彼は、「なすしおばら映画祭」を立ち上げ、さらにその映画祭に向けて本作を制作した。2021 年にクロージングで上映された後、全国の劇場で公開したい […]