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映画

  • 2024年3月9日

ダイアン・キートン、リチャード・ギアらが共演! NYを舞台にした、山あり谷ありのラブ・コメディ『アバウト・ライフ 幸せの選択肢』

 ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、エマ・ロバーツ、ルーク・ブレイシー、ウィリアム・H・メイシーが集結、というだけで劇場にかけこみたくなるファンも多いはずだ。しかも舞台にはきらびやかな大都会ニューヨークも含まれていて、内容はといえば実にわかりやすく、粋で、しかもハラハラさせ […]

  • 2024年3月3日

あの“ロッタちゃん二部作”が2Kリマスターでスクリーンに帰ってくる!

 1990年代にスウェーデンで制作され、日本では2000年に公開。合計およそ20万人を動員し、3億円を超える興行収入をあげた“ロッタちゃん2部作”こと『ロッタちゃん はじめてのおつかい』と『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』が、2Kリマスター化されてスクリーンを彩る。『はじめてのおつかい』は3月1日から […]

  • 2024年2月29日

メンドーサ監督の新境地。見る者の心に問いかけてやまない一作『FEAST -狂宴-』

 どの登場人物に感情移入するかで、見方が大いに変わってくる映画なのではないかと思う。  とある裕福な親子が、彼らほど裕福ではない者をひき逃げする。もっともそのまま逃げ切るつもりはなく、一度家に戻って弁護士と連絡を取ってからしかるべき金額を払おうと動くのだが、日本の観点ではどう考えてもひき逃げだ。被害 […]

  • 2024年2月24日

第23回東京フィルメックスでお披露目された話題作。実際の事件をモチーフに、メディアの姿勢について問う

 監督であり、「東京リベンジャーズ」シリーズの脚本家としても知られる髙橋泉と、監督・俳優として活動する廣末哲万からなる映像ユニット「群青いろ」が制作し、第23回東京フィルメックスでお披露目された話題作『彼女は、なぜ猿を逃したか?』が、2月24日からポレポレ東中野で上映される。  第23回東京フィルメ […]

  • 2024年2月24日

戦争を縦軸に、友情を横軸に描くエモーショナルな一作。ガイ・リッチー監督の新作が日本公開。『コヴェナント/約束の救出』

 大物監督ガイ・リッチーの最新作。「アフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリー」を見たことをきっかけに、実話をアレンジしたフィクションとして物語を完成させたのだという。  舞台は、2018年のアフガニスタン。タリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いて現地に乗り込んだアメリカ軍 […]

  • 2024年2月23日

親友ふたりが過ごした16年間。心の奥に熱いものがこみあげる友情物語『ソウルメイト』

 観終わった頃には、誰もが自分の親友を思い起こすに違いない。その親友と今も交流していても、しばらく疎遠になっていても、もう二度と会えなくても、だ。  2016年の中国・香港合作映画『ソウルメイト/七月と安生』を、韓国・済州島を舞台とする物語に再生。ミソ(キム・ダミ)とハウン(チョン・ソニ)の関係を主 […]

  • 2024年2月16日

研究、恋愛、偽装結婚、その先にある「幸せ」。実話を基にした、多文化共生ラブストーリー

 愛知にて先行公開中の白羽弥仁監督作品『フィリピンパブ嬢の社会学』が、2月17日より新宿K’s cinemaほか全国公開される。実体験を基につづられた新書「フィリピンパブ嬢の社会学」(著:中島弘象)を原作とした異色のラブストーリーだ。  時代は2010年代前半、主人公・中島翔太は愛知県の […]

  • 2024年2月16日

「すさまじい威力の拳をもってしまったがために」……。男の運命と憤怒を描く韓国ノワール『THE WILD 修羅の拳』

 「ひとつの技能に卓越しすぎてしまった男の悲哀」が描かれている。主人公は、元ボクシング選手のウチョル。彼は「賭けボクシング」で相手と戦い、結果、その相手は絶命した。もっとも実際は「激しく殴られたから、すなわち死んだ」というほど簡単なものではなく、相手だって同じくらいのウエイトのあるボクシング選手なの […]

  • 2024年2月10日

「未体験ゾーンの映画たち2024」の強力作品。カナダ殿堂入りのテクノ・スリラー

 世界各国から選出された、まだ日本では陽の目を見ていなかった作品を一挙上映する恒例企画「未体験ゾーンの映画たち」が、今年も始まった。興味津々のラインナップの中で、ひときわ異彩を放つのが、人呼んで“カナダ殿堂入りのテクノ・スリラー”こと『COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験』。アンソニー […]

  • 2024年2月10日

「群青いろ」17年ぶりの劇場公開作は、かつてないラブストーリー『雨降って、ジ・エンド。』

 脚本家・監督の髙橋泉と、俳優・監督の廣末哲万からなる映像ユニット「群青いろ」による、17年ぶりの劇場公開作品『雨降って、ジ・エンド。』を、2月10日から東京・ポレポレ東中野で観ることができる。私は先日、彼らの2012年作品『あたしは世界なんかじゃないから』の上映イベントに行き、時代を先取りした映画 […]