全てを捧げようと誓った最愛の人が、想像を絶する困難に巻き込まれていて、自らの命すら危険に晒されたとしても、その人を愛し続け、護り抜くことはできるのだろうか――。全国最大の学生映画の祭典となる東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞した自主映画「連鎖」を原案に宮岡太郎監督が劇場公開長編映画としてセルフリメイクした人間の狂気を描く戦慄のサイコホラー「Erica -エリカ-」が5月15日(金)より公開いたします。

この度、映画の完成を記念し、全国公開前に完成披露上映会を開催し、望月歩、林芽亜里、高尾颯斗、小泉萌香、宮岡太郎監督が登壇する舞台挨拶を実施いたしました。
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映画『Erica-エリカ-』(5月15日公開)の完成披露舞台挨拶が4月14日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、主演の望月歩、共演の林芽亜里、高尾颯斗、小泉萌香、メガホンをとった宮岡太郎監督が登壇した。
すべてを捧げようと誓った最愛の人が、想像を絶する困難に巻き込まれていて、自らの命すら危険に晒されたとしても、その人を愛し続け、護り抜くことはできるのだろうか……。全国最大の学生映画の祭典となる東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞した自主映画「連鎖」を原案に宮岡太郎監督が劇場公開長編映画としてセルフリメイクした人間の狂気を描く戦慄のサイコホラーとなっている。
ステージに登壇した宮岡監督は「実は1年近く前に撮影を行っておりまして、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんと作れた映画だと思っております。無事にこの日を迎えられたこと、とても嬉しく思っています」と喜びを口にし、「これは18年ぐらい前の大学3年生の時に作った自主映画をベースにしていて、映画やドラマの仕事を始めた時に、この作品をいつか自分の手で、プロのチームでリメイクしたいっていう思いをずっと抱き続けてきて、コロナ禍でいろんな撮影がストップした時に“今だ”と思って、脚本の方といちからシナリオを作った作品です。その時から6年かけて、この素晴らしいキャスト・スタッフに恵まれて完成できたので、すごい今日は感無量です」と感慨深げに語った。
そして、本作が初披露される心境を尋ねられると、彼女いない歴23年で、スーパーでアルバイトをしながら、どこか満たされない日々を送る主人公の飯笹辰樹役を演じた望月は「監督が準備してこられた作品の真ん中に立てることが本当に幸せですし、役者として嬉しいなと思いつつ、すごくプレッシャーを感じていた現場だったんですけど、監督や共演者の皆さまのおかげでこの日を迎えられて、本当に嬉しく思っています」と声を弾ませ、カフェで働く美しいが、謎めいた女性・溝川エリカ役を演じた林は「時間をかけて作ってきた作品を今から皆さんにお見せするということで、皆さんがこの映画を見終わったあとにどういう感情になるんだろうって、すごくドキドキだったりワクワクもしているんですけど、皆さまにお届けできることがすごく嬉しいですし、私自身も初めての映画出演となるんですけど、そんな作品が『Erica-エリカ-』でよかったなって思っています。ぜひ楽しんでご覧いただけたらなと思います」とにっこり。
エリカと同棲中の恋人・黒石亮役を演じた高尾は「僕としては初めてホラー映画というものに関わらせていただいて、役どころも、予告を観てくれた方はわかると思うんですけど、ちょっと怖い感じの鋭い目をさせていただいています。監督もおっしゃっていましたが、この作品に対する時間だったり、熱量みたいなものを感じながら撮影に臨んで、完成までの期間もすごく長かったので、そういうことを考えると、今こうして目の前に皆さんを迎えて観てもらえるのがすごく嬉しいです」と声を弾ませ、「まだ皆さん観ていないということで、全部言っちゃいたいぐらい驚きの展開が待っています。本当におもしろい映画になっていると思いますので、ぜひ期待ください。」と仕上がりに自信を覗かせた。
辰樹と同じスーパーで働く笹川睦美役を演じた小泉は「最初に発表させていただいた時は“サイコサスペンス”って言っていた気がするんですけど、公開日が近づくにつれ、“おやおや、ちょっと怖いシーン多いのか?”って。気がついたら“サイコホラー”に変わっていたんですけど(笑)、だいぶ恐怖を煽られるような予告を観てくれたんじゃないかなと思いますので、存分に震えていただけたらなと思っております(笑)」とアピールした。
また、自身の役どころについて聞かれると、望月は「人生で負け続けてきたというか、失敗を続けてきたような人間で、そんな人間がエリカと出会ってしまって…という作品なんですけど、これ以上は本当に言えないです(笑)。予告で見たぐらいのことしか言えなくて、本当にごめんなさい。楽しみにしていてください」とネタバレを気にして多くは語らず、林は「私も20歳のカフェの店員さん…ぐらいしか(笑)。でも、予告を見ていただいて、エリカの表情がちょっと強めの表情をしていたと思うんですけど、他の人よりも感情の起伏が大きい女の子です。あとはお楽しみにしていてください」とコメント。
高尾は「エリカの近くにいる怖いやつなんですけど、実は…って感じですね。ここまでしか言えないです」といい、宮岡監督は「ちなみに現場では本当に朗らかで、全然怖くなかったです」と高尾の人柄を紹介。小泉は「私はスーパーの店員です…くらいしか(笑)。ちょっと個性的で、(辰樹と)一緒に会話するシーンがあったりとかして、“ちょっと和ませられるのかな?”なポジションです」と説明した。
さらに、ネタバレに気をつけつつ、本作の見どころを尋ねられると、望月は「やっぱり映画のタイトルが『Erica-エリカ-』ということで、エリカに関わったりだとか、その周りで(いろいろなことが)起きるんですけど、エリカをやってる林さんのお目々が大きくて大きくて、吸い込まれるような感じで、(辰樹はエリカの)何に魅力を感じたのかだったりとか、(辰樹がエリカに)魅了された一部を皆さんにも感じていただいて、見終わったあとにエリカのこと好きになってくれたら嬉しいなと。それを見どころとさせてください」と注目ポイントを明かし、林は「愛の形っていろいろあると思うんですけど、この作品の中での愛の形、愛し方みたいなものがすごく面白いなって思います。この作品ではこうやって愛して、愛されることによってこんなに変化してしまうんだって感じられる作品だと思います。ひとつの愛のカタチとして観ていただければ、おもしろいと思っていただけると嬉しいです」とおすすめ。
高尾は「ホラーっていろんな種類の怖さがあると思うんですけど、今回は“人間の怖さ”みたいな部分に注目してストーリーが進んでいくので、非現実的に思えるけど現実味もあって、そこの不気味さが本作の見どころなんじゃないかなと思いますし、展開が予想できないというのが、個人的に台本を読んだ時から思っていたので、本当に心して観てくださいね。怖いよ!」とコメントし、小泉は「すべてがネタバレでできているくらい魅力的なシーンが多くて、言わないほうが皆さんに楽しんでいただけるだろうと思うんですけど、やっぱりエリカと周りの人たちがどう関わっていくのかっていうところに注目してほしいですね」と語った。
そして、宮岡監督は「テーマとしては“寂しさが人を狂わせてしまう”というのがあって、寂しさを抱えたり、誰も自分のこと見てくれていないんじゃないかという時に抱えるものってあると思うんですね。そういう寂しさをテーマに作りました」と明かし、「そういうテーマもありつつ、この映画は“サイコホラー”と言っていますけど、人によっては笑えたり、違う感じ方もできる映画じゃないかなと思います。本当に作りたかったのはエンタメ映画なんです。怖いけどゾクゾクして続きが気になるとか、怖い映画ってこんなに面白いんだよってことを伝えたかった映画なので、ぜひ皆さんにこの映画を受け止めていただけたらなと思っています」と言葉に力を込めた。
加えて、本作のキャッチコピー“あなたしか見えない”にちなみ、いま目が離せないものを聞かれると、望月は「この『Erica-エリカ-』を撮影している時期ぐらいに知ったんですけど、ミセス・チルドレンというバンドがありまして、それを聴き入っているんですよ。目が離せないというか追いかけているものかなって思います」と望月としてではなく辰樹としてコメントをし、林は「私が最近ハマっているのは“サバの味噌煮”です(笑)。本当に目が離せなくて、すっごく美味しいサバの味噌煮と出会ってしまって、それをきっかけにサバの味噌煮を開拓しようかなと思っていて、サバがから目が離せません。ご飯にすっごく合って最高です」と告白。
高尾は「この映画を撮影していたくらいからずっと目に入っちゃうものがひとつあります。“電子レンジ”。家電屋さんとかであったらすぐ目入っちゃって…。いろいろ種類があるじゃないですか。音楽が鳴ったり、角張っていたり、白かったり黒かったり。そういういろんな種類の電子レンジを見るのが楽しくなっちゃって」と本作のとあるシーンと絡めて答え、望月も「俺もちょっとわかります」と辰樹として共感。
小泉は「私は動物全般、めっちゃ好きなんですけど、最近目が離せない生き物がいまして、“ビントロング”という生き物なんですけど、クマみたいなネコみたいな、すっごい大きめの哺乳類がいて、私のインスタには動物の動画しか流れないんですけど、そこでパッて目に留まったのがビントロングでした。めっちゃかわいいので、ぜひ調べてみてください」と目を細めた。
最後に、締めのコメントを求められると、望月は「役者をやらせていただく上で、真ん中だったりメインで立つことはすごく幸せで、一つの役を料理できる時間が長いから、それを目指してやっているんですけど、その中でこの素敵なキャストと監督とこの作品をやれたことが本当に嬉しいなって思っています」としみじみと語り、「先ほど監督がおっしゃっていた“寂しさ”って、僕も感じるし皆さんも感じたことあると思うんですけど、映画館ではそれを忘れられるじゃないですか。その間だけかもしれないけど、エンタメだったり、映画だったり、楽しい時間を共有できたらいいなと思っています。そしてそれを皆さんが誰かに話してくれたら嬉しいなって思っています。今日はありがとうございました」と挨拶。
宮岡監督は「エンターテインメントのスリラーとしてキャスト・スタッフみんなで心いっぱい込めて作った映画です。まだまだこの映画を知らない方がたくさんいますので、ぜひ映画を観た感想を映画レビューサイトやSNSなどで発信いただけたら、こんなに心強いことはないです。みんなでこの映画の輪を広げていけたらと思っていますので、よろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました」と頭を下げた。
映画『Erica -エリカ-』
●ストーリー
彼女いない歴23年。スーパーでアルバイトをしながら、どこか満たされない日々を送る飯笹辰樹。そんなある日、彼はカフェで働く美しい女性・溝川エリカと出会う。一目で心を奪われた辰樹は、足しげく店に通ううちに、少しずつ彼女と言葉を交わすようになっていく。
やがて距離を縮めていく二人。しかしエリカは、同棲中の恋人・黒石亮からの暴力に苦しんでいた。彼女の抱える孤独と痛みに触れた辰樹は、いつしか「自分が彼女を守りたい」と強く願うようになる。
ある夜、エリカの自宅を訪れた辰樹は、家の中から聞こえる悲鳴に導かれるように扉を開ける。その夜を境に、二人の関係は大きく変わり、辰樹の人生もまた静かに形を変えていく。
やがて恋人となり、同棲生活を始める二人。辰樹にとって、それは生まれて初めて手にした幸福だった。愛する人のためなら、どんなことでも受け入れられる――そう信じていた。
しかしその頃から、辰樹の周囲で不可解な出来事が起こり始める。少しずつ歪んでいく日常。拭いきれない違和感。そして、エリカの微笑みの奥に、ふと垣間見える“何か”。
その愛は、救いなのか――。
愛してしまった瞬間、もう逃げることはできない。
5月15日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国ロードショー
【出演】望月歩 林芽亜里 高尾颯斗 葉月くれあ 小泉萌香 藤原樹(THE RAMPAGE)
【監督】宮岡太郎(「成れの果て」「恐怖人形」「初恋ハラスメント」)
【脚本】井上テテ(「イニシエーション・ラブ」「めぐる未来」「Page30」)
【撮影】山本周平(「岸辺露伴は動かない」「アングリースクワッド」)
【配給】S・D・P
【制作】MMJ
【製作】映画「エリカ」製作委員会
(C)2026「エリカ」製作委員会
公式サイト:https://erica-movie.com