「九州女子翼」、acoustic letter LIVE春クールの千秋楽公演で、見事な歌声を披露

 九州発のガールズグループ・九州女子翼が6月26日、AKIBAカルチャーズ劇場主催のアコースティックライブ「acoustic letter LIVE」の春クールの千秋楽公演に出演。4、5、6月の3か月間にわたって歌い継いできた楽曲たちのラストステージに相応しい歌声を聴かせてくれた。

 今回の千秋楽公演は、女子翼を含め2組のグループが出演しており、女子翼はその前半を担当。という流れからか、女子翼公演で歌い継いできた楽曲の主に前半で歌唱してきた曲目をセレクトしていたが、冒頭の5人編成でのステージは、各自の声量が格段にアップしているのが分かるほど厚みの増したソロ、コーラスが味わえるものになっていたのが印象的。

 続いては、まさに詩絵里オンステージというカタチで、定期ラインと同じく2曲続けての歌唱へ。ここのところ、ソロでのカバー楽曲の披露(YouTube)、TIFのソロTIFうたチャンへの挑戦(残念ながら、予選通過ならず)、ソロ公演(リアル詩の間)などなど、歌を軸にした活動を幅広く行っているが、その成果を遺憾なく発揮したステージング。声量も格段にアップしていて、低域から高域までスコーンと突き抜けるような厚みのある歌声が堪能できた。特に2曲目の「アアアア…」と短く区切って歌唱するところは、聴きどころと言えるだろう。

 MCパートの後は、梅雨時期だというのにとにかく暑い東京の気候を取り上げ(本日、梅雨明け)、花音恒例の、冷たい・甘いフルーツが食べたいですよね、のフリを受け、持ち歌「ftuits music2」のアコースティックverを5人で賑やかに披露。先述したように各段にアップした声量によって、厚みが増したことで、曲の持つ賑やかな雰囲気をより後押ししているかのよう。夏にぴったりの賑やかさ、スィーティーさ、愛らしさを感じられるものになっていた。

 そのまま花音のソロへと突入するが、音程やメロディを必死に取り込もうとする努力の成果を感じる出来栄えに。感情表現(表情)も素敵なものとなっていた。

 と、ここで再びトークコーナーが入り、夏をテーマにしたエピソードトークが展開され、このステージ直前にメンバーで過ごした慰安旅行での夏らしい出来事や、鈴川の記憶の中に保存されている素敵な夏の思い出話が披露されていた。

 そして最後は、次回7月からの夏クールで歌唱する曲を一足早くお届け、ということで(曲名は書きません)、夏らしさ全開の賑やかさ、新曲「キミは太陽」に通じる爽やかさを感じる仕上がりとなっていた。

 次回、九州女子翼のアコースティックレターライブの出演は7月7日の七夕に。九州より飛来する織姫たちの歌声に期待して待ちたい。なお、7月、8月は、女子翼主催のライブのほか、各地で開催される大型フェス(関ケ原、YAMANAKAKO、TIF、@JAM EXPOなど)への出演が早くも決まっている。

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