東宝芸能に所属するさまざまなジャンルで活躍しているアーティストが集合し、ソロ、グループ、そして普段は見ることのできない貴重なコラボレーションステージが楽しめる音楽イベント「Mg Hayajiri Presents『全員主役！～人生はノンフィクション～』」が1月7日（土）、カルッツかわさきホールで行われた。
出演したのは大原ゆい子、鹿沼亜美、XAI（サイ）、田辺奈菜美、PiXMiX、響野こひめ、牧浦乙葵（まきうら いつき）、森木玲奈、YURiKAら9組（表記は50音順）。
タイトルにあるHayajiriとは、頭にMgとついているように、彼女たちのマネジメント＝Mgをしている早尻氏のこと。彼の受け持っているアーティストをメインに、東宝芸能の誇るアーティストを一堂に集めたのが本イベントとなる。
ここではその中から、最近再び取材を行うようになったPiXMiXをメインに紹介していきたいと思うが、森木～大原ゆい子までのソロステージを見て感じたのは、層の厚さと、それぞれのアーティストの歌唱＆ダンスパフォーマンスのレベルの高さ。鹿沼・田辺は、ONEPIXCELの活動終了後、そのステージを見るのは初めてとなったが、当時を彷彿とさせるだけでなく、より以上に進化した歌声を聴かせてくれた。終盤にはPiXMiXと鹿沼＆田辺のコラボレーションにて「TONDEKE」を歌唱してくれたが、当時以上に切れ味のあるバッキバキのダンスが強く印象に残った。
PiXMiXは単独パートでは、「今宵、この指とまれ！」「ノンフィクション」の2曲を披露。先輩たちに負けじと熱いステージを見せてくれ、今回は声出しOKのイベントだったこともあり、ファンから大きな声援を受け、チャキチャキのダンスを披露していた。また、終盤のコラボブロックでは、「学園スローモーション」のクリエイター森木玲奈との、同曲による共演も実現し、5人編成による熱いパフォーマンスで会場を盛り上げていた。
今回のコラボステ―ジを経験して、PiXMiXの武内愛莉は「新年からこんなに素敵な皆さん方とステージに立てて、歌って踊ることができて、本当にうれしかったです。3年ぶりの声出しライブとなりましたけど、やはり皆さんの声が必要だなと思いました」、和泉芳怜は「声を出して、皆さんが盛り上がっている姿を見て、感極まって泣きそうになりました。今日は、早尻さんのマネジメントしている皆さんのステージを見て、クォリティの高さを感じました。これからも頑張ります」、桐島十和子は「先輩方にお会いすることは普段あまりないので、こうして同じステージに立つことができて、最高の新年一発目のライブになりました。皆さんもたくさん声を出してくれて、名前を呼んでくれて、ありがとうございました」、大谷美咲は「素敵な方々が出演されていて、リハの段階からすごく刺激を受けて、ワクワクしていました。ただ、始まる前は緊張していましたけど、早尻さんは私たちのことを優しく、温かく見守ってくれるので、安心できました。そんな早尻さんと一緒に、皆さんに幸せとか勇気をお届けして、恩返しいていきたいと思っています」と、それぞれ感想を口にしていた。
最後は、9組全員で「Magic Parade」を歌唱して、2時間近くに渡ったステージは終了した。
●曲目
森木玲奈「存在証明」「アリアーヌ」
YURiKA「MIND CONDUCTOR」「ROMA☆KiRA」
鹿沼亜美「シャラララ」
響野こひめ「Future」
PiXMiX「今宵、この指とまれ！」「ノンフィクション」
田辺奈菜美「LAGLIMA」
牧浦乙葵「なんでもないや」
XAI「WHITE OUT」「WAVES」
大原ゆい子「言わないけどね。」「えがおのまほう」
コラボステージ～
XAI・大原ゆい子「光の淵」
YURiKA・響野こひめ・牧浦乙葵「baby baby flow」
PiXMiX・森木玲奈「学園スローモーション」
鹿沼亜美・田辺奈菜美・PiXMiX「TONDEKE」
XAI・YURiKA・大原ゆい子「はじまりのうた」
全員「Magic Parade」
●PiXMiX公式サイト
●武内愛莉ツイッター
●和泉芳怜ツイッター
●桐島十和子ツイッター
●大谷美咲ツイッター
