「九州女子翼」の“エモい女子翼”がさらに進化。ライブごとの特色をより鮮明にする構成で、鈴川瑠菜がスパーク!!

 九州発のガールズグループ九州女子翼が2月3日の節分の日に、月一のライブ特化型イベント「エモい女子翼。第十片」を、池袋のスペースemoで開催した。

 今回は、前回のリベンジとばかりに、セトリを担当した鈴川瑠菜がスパーク。これまでのエモいのトークパートで「全部同じ曲でやってみたい」などの発言もあったが、まさかのそれをここで実現! なんとオープニングナンバーに持ってきた「キミは太陽」を3連続で披露したのだ。

 2度目のイントロが流れると会場にはファンの静かな唸り声(?)が響き、当の鈴川は「るなち、今日はやらかしました!」と元気よく口上。そして、来るな来るなと思っている最中、2度目の「キミは~」のアウトロを経て、再び「キミは~」のイントロが流れ出すと、会場のボルテージもマックスに(まだ声出しはできない状態ながら、そういう雰囲気が満ちていた)。鈴川は「二度あることは三度ある」と、満月(スーパームーン)のような笑顔でコール。確かなパフォーマンスに裏打ちされたステージに、楽しさを振りかけた極上の空間を創り上げていた。

 トークパートで鈴川は「たまには、こういうのもあっていいかなと思って」と嬉しそうに今回の構成を説明。もともとは。GIG TAKAHASHI2ツアーでの、まなみのりさのステージからインスパイアを受けたそうで(同じ曲を4回披露したという)、リスペクトを込めて今回の3連続「キミは太陽」を実践したのだという。

 以後も、鈴川(るなち)のテンションは高いままで、しゃべりも全開に。花音、詩絵里、実玖らとそれぞれ1対1でのフリートークを繰り広げ、会場の笑いを大いにさらっていた。その中のエピソードを一つ紹介すると、1月末のGIG TAKAHASHI2ツアーのあと、花音を自宅に泊めていたそうで、その間、鈴川が彼女の食事を用意していたという。献立は、目玉焼き、卵焼き、スクランブルエッグ(卵ばかり!)。それに対し花音は、「しっかりお母さんしてくれました」「食事美味しかった」と愛らしい感想を口にしていた。

 以後は、再度SE=「REDSTYLE」を入れて気持ちを切り替え(ていると思われる)、「赤の流れ」「LOCKON」「Welcome To The Music」、そして“皆さんが一歩踏み出す力になる音楽を届けます”という口上を添えて新曲「序曲」を歌唱して、本編は終了した。

 次回、エモい女子翼。は3月3日のひな祭りに開催。セトリ担当は花音。「今日のセトリを上回るように頑張りたい」と意気込んでいた。なお、3月度の東京遠征は、その前日3月2日の東京定期から始まる予定だ。

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