「九州女子翼」の新メンバーが遂にお披露目。18歳「木城杏菜」を迎えた5人体制で記念の60回目の定期公演を地元で開催

 九州発のガールズグループ・九州女子翼が4月8日(土)、地元の福岡で大60回目となる定期公演「九州女子翼定期公演 第六十片」を開催した。この日は新メンバーのお披露目も兼ねた催しとなっており、かねてよりアナウンスのあった期待の新人の素顔が遂に明らかになった(前夜に紹介動画も公開されていた)。

 氏名は「木城杏菜」(きしろ あんな)。生まれは2004年4月22日。福岡県出身。A型。好きな食べ物はお母さんのごはん。身長は149センチ。チャームポイントは、両の目の横にあるほくろ。女子翼でのメンバーカラ―は緑となる。

木城杏菜ツイッター
木城杏菜紹介動画

 さて、今回の定期公演は変則的な演目で、一幕目は「カバー曲音楽ショー」からスタートだ。いきなり5人揃っての登場で、「ラブなのっ★」(超ときめき★宣伝部)を熱唱。木城にとっては初のステージになるのだが、ステージ上の彼女の表情や動き(ダンス)、発声は堂々としたもので、デビュー一周年記念ライブです、とも形容できそうな雰囲気。後のインタビューで「心臓が飛び出そうなほど緊張した」と語っていたが、観客席から見る彼女の存在感は素晴らしく、もはや新メンバーという範疇を超える圧巻のパフォーマンスを魅せてくれた(この曲が、事務所社長に初めてパフォーマンスを見せたものになるという)。

 また、花音とのユニットによる「惑星ループ」(ナユタン星人)は、揃いの衣装で、まさにツインズというパフォーマンス。花音の動きに合わせて、歌い、踊り、飛び跳ね、ポニーテールを揺らしながら、楽しげな雰囲気で見事なステージを披露してくれた。

 一幕目の締めは定期公演恒例の「キミと描きたいShiny Days」「ぎゅっと手をつないで」を、5人揃って歌唱してくれたが、やはり5人でのパフォーマンスは見事なもので、ステージ幅をいっぱいに使ったフォーメーションは素晴らしく、その見せ方、動き方、個々のメンバーのスキルが高次元で組み合わさって、事務所ITRの社長でもある吉田氏の見せたいエンターテイメントが、存分に発揮されていると感じた。

 続く二幕目は、従来は一幕目で披露する企画コーナーで、今回は新メンバー・木城杏菜を深堀するための「一致団結クイズ」。木城に関する設問を8問出題し、見事全問正解すると、これから始まるリリースイベントへ向けての体力をつけるための食事(焼肉)が提供されるというもの。反対に、失敗するとメンバーが苦手(?)とする持久走が待ち受けている。ということで、実玖は嫌だ嫌だと大いに駄々をこねていたが、結果としては、見事に全問正解。

 途中には危ない部分もあったが、そこは(いつの間にかそういうキャラが確立されている?)カノえもん(花音)の秘密道具(? タイムマシン)で、なんとかクリアしていた。今回の企画コーナーでは、新メンバー木城の天然な部分も垣間見ることができ、微笑ましい演目となっていた。

※三幕目の模様は後日アップします。

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