九州発のガールズグループ・九州女子翼のTIF2023（TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 supported by にしたんクリニック）初日（8/4）のセカンドステージは、15:05からのフェスティバルステージだ。
このステージは、前日に行われた決起大会のライブで宣言していた「初心を合言葉に構成する」という言葉の通り、懐かしさを覚える曲目が、当時から大きく進化した現在の歌唱力・パフォーマンスで披露されるという、懐かしさと進化した現在の姿を強く感じさせてくれる極上のものとなっていた。
曲目は、ファーストアルバム「TAKE WING」収録曲で構成されていて、2018年にTIF初出場を果たした際のフェスティバルステージのそれは、「SE・fly high！～TAKE WING～Maybe Darling～fair wind」の3曲であったが、今回はそれをなぞり、「SE・fly high！～TAKE WING～絶対零度～fair wind」に。Maybe Darlingが絶対零度に代わったことで、全体的に攻めた仕上がりになっており、中でも絶対零度の出だしの詩絵里のソロパートは、芳醇な低音が会場を満たし、確かな進化を感じさせてくれる出来栄え。また、ようやくコロナ禍の影響を脱し、声援やジャンプが解禁されたこともあり、会場に集まったファンは、懐かしの楽曲に合わせて盛大なコールを上げ、彼女たちのステージを強力に盛り上げていたのも、強く印象に残った。
なお、このステージの前後には、選抜（？）メンバーが、二つの企画ステージに出演。まずは、14時からスマイルガーデンで行われた「Juice＝Juice大好きステージ」には実玖と詩絵里が登場。憧れのアイドルと一緒にコラボステージを披露するという、極楽浄土のような時間を満面の笑みで過ごしていた。
また、16時からINFO CENTREで行われた「アイドルカラオケバトル」には、昨年に続いての詩絵里と、今回初となる鈴川瑠菜が登場。先発の詩絵里は、公開リハーサルを経て（笑）「89点」をマーク。続く鈴川は宣言の通り冬の女王のアノ楽曲を歌唱し、詩絵里と同じく「89点」を獲得していた。
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