「ミライスカート+」、朋友3組を招いての、ソロ6周年記念ライブを開催

 京都発のアイドルユニット・ミライスカート+(プラス)が8月20日(日)、東京でのホームとも言える下北沢LIVEHOLICで主催ライブ「おいでやすギュッとミライスカート+ vol.9~ミラスカソロ6周年スペシャル!」を開催した。ミラスカが同地でライブを行うのは実に、4月に「LILY&YOU」を迎えて開催したリリイベ以来か? 今回のライブはタイトルにもあるように、彼女のソロ6周年を祝うものとなっていて、児島曰く「仲のよいソロの方々を3組招いて、楽しくわいわいやりたい」というのがコンセプトになっているそうで、ライブ自体も、それを体現するかのような楽しさと賑々しさに溢れた雰囲気となっていたのが強く印象に残った。そして見るものにとっても、気の置けない友と過ごす夕べに招かれて、共に楽しい時間を過ごす……という感覚を覚える空間になっていた。

 さて、ゲストは登場順に「LILY&YOU」、「2&」(ダブルアンド)、「武井麻里子」の3組。ここでは主催であるミライスカート+のステージの模様を紹介したい。

 全体としては5ブロックの構成となっており、オープニングアクトはもちろん主催のミライスカート+だ。ソロになって初の楽曲「逆境ガール」からの始まりであり、トーク中での彼女のコメントを拾えば、「ソロになった当初は、ネガティブな感覚も強かったが、周年を重ねるたびに、(ソロになったことを)ポジティブに考えられるようになった」そうで、その活動の中で「続けてきてよかった」と捉えられるように気持ちが変化してきたのだとか。歌唱にも彼女のその気持ちが強く反映されているようで、なんとも味わい深い歌声が楽しめるものとなっていた。続いても、元気で楽しい印象の強い「COSMOsSPLASH」を歌唱して第一ブロックは終了だ。

 ゲストコーナーを終えて(途中、LILY&YOUのパートでは、児島が大好きというLILY&YOUの楽曲「ソラリラ」をコラボ歌唱していた)、いよいよ最後のブロックでは再び主催のミライスカート+の登場だ。

 ここで披露された楽曲についても、オープニングパートと同じく、楽しさやうれしさ、未来を感じられるようなものがセレクトされており、曲目を記せば「メトロポリタン」「タイヨウの季節」「MIRAI ROCKET」と来て、締めは「Tayloy Tayloy Tayloy」。「メトロ~」では冒頭の歌詞「丸太町駅」を「下北沢」に替えてみたり、「タイヨウ~」では「あなたのおかげで今 幸せなんです、私」、「Tayloy~」では「キミがいるから輝ける」と歌う歌詞が、まさに今の彼女の心境を表現しているかのようで、聞く者にとっては、それがよりリアルに感じられるものとなっていた。

 最後は、全員(4人)が登場してのゆる~いトークコーナーが披露されていたが、2&氏はなかなかに逸材のようで、話せば話すほど多彩な表情が楽しめるものとなっていた。

ミライスカート+公式
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LILY&YOU
2&
武井麻里子