ガールズグループ・九州女子翼が3月29日(土)、月一恒例の東京定期公演「九州女子翼定期公演 第八十三片 in TOKYO」を、AKIBAカルチャーズ劇場にて開催した。

今回は、2~3月にかけて全国5都市で行われた「ギグタカハシ3ツアー」を完遂しての東京定期であり、そこで高めた熱気をさらに上昇させるかのような激熱のステージとなっていた。ここでは、彼女たちの持ち歌が存分に楽しめる第二幕「九州女子翼LIVE本編」の模様を紹介したい。
さて、本編では恒例のSEをバックに颯爽と登場し、今回は「キミは太陽」からスタートだ。冒頭のブロックでは前回の中盤を思い出すかのような愛らしい楽曲が集められており、「キミは~」を筆頭に、「Chocolat」「私だけのArmor」と、持ち歌の中でもとびきりキュートな楽曲で会場に集まったファンのハートを射抜いていた。
続くセカンドブロックでは一転、一気呵成に7曲をつなぎ、圧巻のステージを展開。「心眼でSong!」をはじめに、「LOCKON」「Welcome To The Music」「雷鳴」「翼」とアップテンポの攻め曲をこれでもかとファンに向かって放つが、ファンもそれに負けじと大きな声援で応える。「Welcome~」後半ではメンバーが会場に降臨し、1人ずつコールアンドレスポンスを展開するなど、会場との一体感をより高める演出も見られた。
その後は、「I Am Love」でしっとりとした雰囲気を醸成したのち、本編ラストはド定番の「空への咆哮」で締めだ。今回は、詩絵里と鈴川瑠菜の気合がすさまじく、まさに気を吐くを地で行くかのようなパフォーマンスを魅せてくれた。
そんな姿を見たファンはこれで納得するはずもなく、すぐさま巻き起こった大きなアンコールに応え、オーラスとして「fair wind」を歌唱。秋葉原に早春のような爽やかな風を送り込み、今回の定期は終了した。
なお、4月クール(4~6月)の定期公演の開催も決定した。日程は4月13日(日)、5月11日(日)、6月8日(日)で、時間は16:30より。また、しばらくお休みしていた九州女子翼主催の2メンライブ「空シリーズ」も、4月クールの公演に合わせて東京で復活。各定期の後、20:30よりの開催が決まった。つまり定期公演開催日はWヘッダーとなる。ラインナップとしては、4月は「空と噛」(ゲスト:ラブアグレッション)、5月は「空と魚」(ゲスト:unSea)、6月は「空と劇」(ゲスト:スパンコールグッドタイムズ)が発表された。
●九州女子翼 第二幕 曲目
SE
・キミは太陽
・Chocolat
・私だけのArmor
MC
・心眼でSong!
・LOCKON
・Welcome To The Music
・雷鳴
・翼
・I Am Love
・空への咆哮
アンコール fair wind
●九州女子翼 公式X
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