ソロアイドル「奥野未悠」、ミスiD受賞記念の感謝際&トークイベントを実施。「ファンの皆さんの愛を受けながら、あっという間の一年でした」

 講談社のオーディション「ミスiD」のファイナリストに選ばれ、見事「なまいきざかり賞」を受賞した奥野未悠(16)が4月18日(日)、都内で自身初となるトークイベント「奥野未悠ミスiD2021卒業記念謝恩会+『なまいきざかり賞』受賞祝賀会」を行なった。

 当日は、白黒ツートンのドレッシーな衣装に身を包んで登場。苦手というトークコーナーを皮切りに、ゲームコーナー、そして特典会という3部構成で、およそ4時間にわたるイベントを楽しそうに進めていた。

 トークコーナーでは、この一年、SNSにアップした写真を見ながら思い出を語るという内容になっていたが、「トークは15分しか持たない」「打ち合わせで話そうと考えた内容を全部忘れちゃった……」と、なかば諦めモードで向かっていたものの、ファンの助け(突っ込み)もあり、予定を大幅に超える2時間近い時間を、一人でまとめていた。終盤には、この会場限定ということで、(恥ずかしい?)過去の動画も上映されてしまい、照れまくってもいた。

 続くゲームコーナーでは、人気のカードゲームを用いて、手札の指示に従ってゼスチャー当てクイズを実施。思いとゼスチャーがちぐはぐなところも散見されたが、「あーん」や「おにいちゃん」などの、定番萌えゼリフを情感たっぷり(?)に披露し、会場に集まったファンを魅了していた。

 ここではイベント後にインタビューができたので、併せて紹介したい。

――トークイベントお疲れさまです。まずは感想をお願いします。
 やっぱり、私が進行するとグダグダになりますね。反省します。

――と言いつつ、結局90分以上話していました。
 ファンの皆さんのおかげですよ。皆さんが助けてくれたので、あっという間に過ぎちゃいました。

――助けるというよりは、盛大に突っ込まれていたような…。
 私はディスられてナンボなので(笑)。次は、もっとかわいく「お兄ちゃん」って言えるように頑張ります!

――今回のイベントは、ミスiD受賞記念の意味も含まれています。
 本当に受賞できてうれしかったです。

――ところで、ミスiD応募のきっかけは?
 昨年の今頃は、コロナの影響もあってライブができなくなってしまって……。何かしていないと自分でも寂しいし、ファンの皆さんと会えないのも寂しいじゃないですか。どうにかして会える機会を作りたいなと思っていたところへ、ミスiDのお話をいただいたんです。ちょうど、これまでチャレンジしたことのない内容でしたので、これはやってみたいと思って、参加を決めました。

――昨年はコロナの影響もあって、オーディションもなかなか進まずに、結構長い期間続くものとなりました。
 長かったけど、あっという間の一年だったなと感じています。何かをできたのかな、という想いもありますけど、オーディションに参加したことで、自分に自信を持つことができました。それが一番大きいですね。

――例えば。
 配信する時のトーク力は、確実に向上したんじゃないかって感じています。

――それが今日のイベントで発揮された、と。
 そういうことにしておいて下さい(笑)。

――ひたすら突っ込まれていただけのような……。
 それが楽しいんです。あれでいいんです。ファンの愛です。

――さて、ミスiDではファイナリストにもなりました。
 まさか!? でしたよ、本当に。応募者も多いし、審査も厳しいだろうから、最初のほうで落ちるかなと思っていたんですけど、いつの間にかファイナリストになっていて! その上、まさか賞までいただけるとは、と、驚きとうれしい感情が入り混じって複雑な心境でした。本当に、こんなことがあるんだって感動しました。

――先週には、授賞式もありました。
 現場に行って、人がたくさんいて、楽しい時間を過ごすことができました。しかも、みんなが一緒じゃないというのは感動的でしたね。一人ひとりにきちんと個性があって、しかも自己アピールの方法も違うしと。そういう表現の仕方もあったのかと気づかされて、新しいことをいろいろと発見することができました。その日は、本当に応募してよかったなと、一日中感慨にふけっていました。

――ミスiDとして挑戦してみたいことは?
 うーん、特にこれといったものがないんですよ(笑)。でも、いろいろなことに挑戦してみたいという、チャレンジスピリッツには火が点きました。視野も広がったので、これに挑戦してみたいと思えるものを探したり、やってみたりと、ちょっとずつでもしていけたらいいなと思います。

――さて、CRAYONS(クレヨンズ)の卒業ライブから4カ月が経ちました。
 早いですね。メンバーだった期間は一年半もないんですけど、あっという間に過ぎてしまった、でもすごく濃い期間だったなと思います。私も含めて、あの4人でやれて本当によかったなと感じています。もともとクレヨンズ自体に憧れていたので、そこに加入できたこと自体、すごく嬉しかったですし、精一杯頑張れたので、メンバーやファンの皆さんには感謝しかないです。

――卒業してからの4カ月は?
 ファンの皆さんと会えない寂しさは、めっちゃありましたね。SNSを通じての交流はありましたけど、やはり実際に対面で会えないのは寂しかったです。それに、土日が暇になって、逆に怖くなりました(笑)。とにかく時間はたくさんあったし、ファンの皆さんとは会えないしで、泣きそうでした。

――ソロとして今後の活動は?
 これまで、アイドルやモデルのお仕事をしてきたので、もちろんそうしたお仕事をしていきたいと思いますし、先ほどお話したように、それ以外にもいろいろやってみたいです。モデルもやりたいんですけど、身長が、ね……。

――一方で、CRAYONSは新メンバーを募集しています。
 あの3人と一緒に活動したいと思ったから加入した面も強いので、メンバーが異なる新生CRAYONSに対しては、まだ自分の心境というか心の準備ができていない、というのが正直なところですね。いまは、ソロの奥野未悠として、新たな面を出していけるように頑張っていきたいです。

奥野未悠 https://twitter.com/miyuu_okuno_211