豊原功補、小泉今日子、外山文治監督らで立ち上げた映画制作会社「新世界合同会社」の第1回目のプロデュース作品『ソワレ』が、2020年8月28日(金)より、全国公開となることが決定! 本作の公開初日決定とあわせ、場面写真一挙9点が解禁となった。
長編デビュー作『燦燦―さんさん―』(13)で「モントリオール世界映画祭2014」から正式招待を受けるなど、いま世界からも注目を集める外山文治監督が、和歌山を舞台に描いたオリジナル作品となる本作。
主人公・翔太を演じる実力派俳優・村上虹郎(23)と、100人以上のオーディションから大抜擢され、インディーズ映画で最注目の新星・芋生悠(22)(いもうはるか)の2人をW主演に迎え、若い男女の切ない逃避行を映し出す。
今回解禁となる場面写真の数々は、翔太とタカラ、二人の様々な表情を切り取ったもの。悲しげな表情で下を向き、切ない感情を強く訴えかけてくる翔太の姿や、強い意思を感じさせる瞳でしっかりと前を見据えるタカラが映し出されているほか、夏祭りに向かう予定だったタカラが浴衣姿のまま、翔太とともに逃避行へと走り、電車に乗って街から離れようとする一瞬や、どこかもわからない街にたどり着き、途方にくれる二人の姿、さらに、タカラの手を強くとり、必死に走り抜ける背後には警官の姿が映し出されている……。
二人の間に一体何があったのか、想像を掻き立てる逃避行の一部だ。
場面写真からは、たった二人で、街からも、大人からも逃げ続けなければならない、追い詰められた緊迫感や緊張感が伝わってくる一方で、二人の間には常に一定の距離が置かれ、どことなく気まずい雰囲気が漂っているようでもある。出逢ったばかりであり、決して恋愛関係にあるわけではない二人が、なぜ、逃避行に走ったのかー。
ありきたりのラブストーリーではなく、追われる身になった男女がシリアスな状況下、それぞれに「生きる理由」があることを発見するまでを描いたひと夏の物語、映画『ソワレ』の今後の続報に注目だ。
映画『ソワレ』
8月28日より全国公開
<あらすじ>
役者を目指し上京した若者、岩松翔太(村上虹郎)が、生まれ育った海辺の街の高齢者施設で演劇を教えることになり、そこで働く山下タカラ(芋生悠)と、ある事件をきっかけに先の見えない逃避行を始める─。
村上虹郎 芋生 悠
岡部たかし 康 すおん 塚原大助 花王おさむ 田川可奈美
江口のりこ 石橋けい 山本浩司
監督・脚本 外山文治
プロデューサー:豊原功補 共同プロデューサー:前田和紀 アソシエイトプロデューサー:小泉今日子
制作プロダクション:新世界合同会社
製作:新世界、ベンチャーバンク、東京テアトル、ハピネット、ステラワークス、カラーバード
後援:和歌山県 協力:御坊日高映画プロジェクト 配給・宣伝:東京テアトル
2020年/日本/111分/5.1ch/シネスコ/カラー/デジタル/PG12+
(C)2020ソワレフィルムパートナーズ
https://soiree-movie.jp/