「九州女子翼」、2021年の東京ラストライブで、今年一と言える圧巻のパフォーマンス

 九州発のガールズグループ 九州女子翼が12月19日(日)、AKIBAカルチャーズ劇場主催の対バンライブ「LIVE! ON AKIBA VOL.9」に出演。グループにとって2021年の東京での最後となるライブを渾身のパフォーマンスで彩っていた。

 この日は、16日のアコースティックレターライブ、18日の定期公演に続く、東京での3本目のステージであること、2021年度東京遠征の最後のステージであること、そしてメンバー鈴川瑠菜の21歳の誕生日当日であること、といういくつもの要件が重なったこともあり、オープニングナンバーとなった「LOCKON」から、極上のパフォーマンス。今年4月に池袋のスペースemoで魅せた賑やかさに、そのLOCKONがオリコンデイリー1位を獲得した際の喜びをふりかけたような、見るものの心を揺さぶる、情熱的なステージを構築してくれた。

 2曲目には「Welcome To The Music」をぶつけて会場をさらにあおったかと思えば、「I Am Love」でしっとりとした雰囲気を醸成するなど、短い時間で会場を盛り上げる、ザ・対バン仕様のステージ。珍しいと言うと失礼だろうが、エースの実玖のコールも会場に響き渡り、主演ドラマの撮影を終え、内面の充実を今回のステージで存分に発揮しているかのようだった。

 そんな大盛り上がりの最後を締めるのは、もちろん「空への咆哮」だ。鈴川は、16日のアコースティックで聞かせてくれた歌い上げるような歌唱を再び披露してくれるなど、すっかりその歌唱法を体得したようす。そんな会場では、鈴川の誕生日を祝うかのように綺麗な青のサイリウムが点灯され、真っ赤なグループが、静かに燃えさかる青の炎に包まれているかのような、幻想的な情景が構築されていた。「誕生日当日にライブができて、すごくうれしいです」。鈴川の喜びのコメントを以て、九州女子翼の2021年の東京ラストライブは終了した。

 九州女子翼の2022年度の東京一発目のライブは、1月2日に開催の「NPP」のステージとなる。また、翌1月3日には新年会イベントが都内で開催される予定だ。

九州女子翼 https://twitter.com/ITR_KGW
実玖 https://twitter.com/itr_miku
山本愛理 https://twitter.com/itr_airi
詩絵里 https://twitter.com/itr_shieri
鈴川瑠菜 https://twitter.com/itr_luna