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浦谷年良

  • 2024年12月10日

「美しければ、文字なんか読めなくてもいい」。約8年間、既成概念をぶっ壊す試みに迫った力作。『狂熱のふたり~豪華本「マルメロ草紙」はこうして生まれた』

 「こだわりの成就」に立ち会っているような臨場感がある。これほどのこだわり、冒険が成り立ったのは、出版社の度量の大きさ、橋本治のヴァリュー、まだいくばくかの熱さの残っていた時代あってのことだろう。『マルメロ草紙』の発表は2013年のことだが、隔世の感しきりだ。  この映画は、定価35,000円、発行 […]