ミライスカート+が4月23日(土)、下北沢CLUB251で開催された、JaccaPoP主催の対バンライブ「マジメな話もしてもいい? VOL.8」に出演。4月9日の定期以来(といっても、お昼には別の対バンに出演していたが)の美声を、東京・下北沢に響かせていた。
ミライスカート+にとってJaccaPoPの対バンに出演するのは4月3日以来。コンスタントに東京でのステージを用意してくれるJaccaPoPに対して、テイラー(ミライスカート+のファンネーム)はもう、感謝しかないだろう。当日は、全14組のグループが出演し、ミラスカの出番は9番目、17:25からのステージとなっていた。
開始の時間を迎えると、ミライスカート+こと児島真理奈は、おなじみのSE(OVERTURE 2020s #herecomesthemirai)にのって颯爽と登場し、オープニングナンバーには珍しい「99%」からライブはスタートだ。というのも、JaccaPoPメンバーのSUNは、サッカーが好きなのだそうで(児島も大好き)、スポーツの応援歌的なイメージを持つ「99%」をトップに持ってきたのだという。以下、会場(下北沢)、対バン(熱いライブ)をイメージするような、アップテンポの楽曲を揃え、テイラーはもちろん、会場に集まった観客を巻き込んで、大きな盛り上げを作り上げていた。
ちなみに、4月9日の東京定期公演におけるレア曲祭りを経て、改めて4人組時代の楽曲を聴きなおしてみると、今の児島の歌声は、高域方向と低域方向にその再現性が増し(つまりワイドレンジ化している)、声の中心に芯のようなどっしりとしたものを感じとれるようになるなど、いまなお進化していることが感じ取れた。声質についても、よりスウィーティーさが増している印象だ。最新アルバム「C3Tones」を聴いても、唯一録音年度が一年古い「パッセンジャー」の声質が、ほかの楽曲と違うことからも分かるように、その進化の度合いはより加速しているようだ。
そして嬉しいことに、今夏にはCDのニューリリースも決定した。詳細は明らかになっていないが、進化した歌声によってどんな楽曲が紡がれるのか。期待して待ちたい。
●曲目
「99%」
「ギ・ミ・ユ・ラ」
「Moving Light」
「キラ☆ヒラ・レボ★エボ」
「鉄則Aライン」