「ミライスカート+」、会場に一足早い春を運ぶ清らかな歌声で、東京のファンを魅了

 京都発、児島真理奈のソロユニット・ミライスカート+(プラス)が3月23日(土)、東京の下北沢CLUB251で開催されたJaccaPoP presents「マジメな話もしてもいい? VOL.17」に出演。主催のJaccaPoPの二人が紡ぎ出す心地よい空間に、京都のはんなりとした風を感じさせてくれる児島の清らかな歌声を満たす、爽やかなステージを魅せてくれた。

 今回のステージは、トップに持ってくるには珍しい「Stardust Parade◇」からスタートだ。トップバッターの「疾走クレヨン」が盛り上げてくれた会場の雰囲気をはんなりとさせる澄んだ歌声で、まずはファンの心をがっちりと掴み、続くMCパートでは、(JaccaPoPに対して)こうして毎回対バンに招請してもらえることへの感謝とともに、二人の人柄が紡ぎ出す心地よい会場の雰囲気にも触れ、「落ち着くし、ファンの皆さんもとても温かくて、大好きなイベントです。今日ものびのび楽しみたい」と、一部児島語(笑)を交えてコメント。そんなファンへ“ラブを贈りたい”との想いから「+Love」を心を込めて歌唱していた。

 JaccaPoPとは、ミライスカート(4人組時代)がデビュー当時から対バンを通じて交流があったそうで、続いてはそんなデビュー当時を振り返っての懐かしい「ナモナイオト」を披露してくれた。10年近く歌い続けているだけに、一音一音がとてもクリアで、歌詞の情感が聞いている者の心に沁み込んでくるよう。テイラー(ミラスカのファン)のみならず、他の出演者のファンたちからも大きな声援が巻き起こるなど、会場には温かい空気が鷹揚としている。これこそがJaccaPoPの二人が醸成する雰囲気なのだろうと、記者にも二人の素晴らしさが感じられる空間が創造されていた。

 さあ、ここからはいよいよラストスパートとなり、児島語で“酸欠になるようなアッパーな曲”というフリに続いて、「Hira☆Fuwa」「千年少女~Tin Ton de Schon~」が歌唱されたが、東京のミライスカート+のライブでは、おそらくコロナ禍前以来であろう、超久々となるタイガーMIXがコールされるなど、大盛り上がりの中、ミライスカート+のステージは終了した。

 なお、ミライスカート+は、今年6月にデビュー10周年を迎えることを記念して、4月15日より6月15日までの2か月間を10周年イヤー直前盛り上げ期間として、さまざまなイベントを予定している。詳しくは、下記SNSをチェックしてほしい。

ミライスカート+公式 X
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