「町あかり」、4年ぶりのオリジナル・アルバム『総天然色痛快音楽』から「ラーメンは軽犯罪」のMV公開!

 平成生まれながら昭和歌謡曲をこよなく愛し、2015年のデビュー後、様々なジャンルのエッセンスを取り入れた楽曲で音楽リスナーからミュージシャンまで数多くのファンを獲得してきたシンガーソングライター町あかりが、6月29日にリリースした4年ぶりとなるオリジナル・アルバム『総天然色痛快音楽』より『ラーメンは軽犯罪』のミュージックビデオが公開された。

 ニューアルバム『総天然色痛快音楽』は、コロナ禍で有観客ライブを全て自粛せざるを得ない状況下で書き溜めた楽曲を、クラウドファウンディングによって集めたアルバム制作資金によって完成させた、24曲入りのアルバムだ。ディスコ、ニューウェーブ、モータウン、サザンソウル、ロカビリー、レゲトン、ジャズ、パンク、アンビエントからお座敷小唄、浪曲、ギター演歌まで町あかりの今の全てを詰め込んだ集大成的な内容となっている。

 アレンジには前作から引き続いてのトラックメーカーに加え、Les 5-4-3-2-1やSOLEILなどで渋谷系の時代からシーンの中心人物として活動を続ける元ファントムギフトのサリー久保田や、現行のシティ・ポップ・ブームの中でも注目される人気女性シンガー加納エミリがトラック制作に参加。演奏陣には、ギターにNONA REEVESの奥田健介、ドラムスはNORTHERN BRIGHTのメンバーで、カジヒデキ、カヒミ・カリィをはじめ多くのミュージシャンのレコーディング/ライブに参加する原“GEN”秀樹、サックスはオリジナル・ラヴのサポートなどを務める松本健一など、多くのアーティストが集結。過去と未来を繋ぎ合わせる町あかりの今が凝縮された女性シンガーソングライターアルバム大傑作となった。

 今回公開された『ラーメンは軽犯罪』はアルバムにもアレンジで参加しているアレンジャー・映像ディレクター飯田匡彦(STUDIO TRAM)による作品で、町あかり主演によるストーリー仕立てのミュージックビデオとなっている。

 楽曲の歌詞は、恋人に隠れて夜中にラーメンを食べる罪悪感をポップに表現した歌詞だが、ミュージックビデオでは、自宅でインスタントラーメンを作ろうと買い物から帰った町あかりが、思わぬトラブルで調理ができなくなり……という内容となっている。

 6月に公開された映画「タヌキ社長」(監督:河崎実)では主演を務めた町あかりの演技にも注目だ。

▼『ラーメンは軽犯罪』ミュージックビデオ
Cast:町あかり、ハザマリツシ
Hair&Make-up:蔵田典子Produced by STUDIO TRAM, LLC.

♦CD&配信リリース:2022年6月29日
「総天然色痛快音楽」COCP-41773 ¥3,300(税込)

https://lnk.to/machiakari0629

01.素敵なご時世
02.ラーメンは軽犯罪
03.宵っ張りのミンク
04.おもんぱかるガンマン
05.あたしオートクチュール
06.動画投稿御殿
07.誰もいないBBS(始業前)
08.医者に止められてます
09.COME BACK TO ME セロトニン
10.動物可愛いエレジー
11.MINITSUMA
12.1テラバイトの情熱
13.涙袋に15分
14.しあわせまがい
15.浪曲もぐ吉ものがたり
16.さっぱり橋
17.廉価版小唄
18.いい加減気付けよ
19.怒んないから言って
20.あなたシンパ~オタクより愛をこめて~
21.誰もいないBBS(放課後)
22.大きな主語
23.下手くそなのは味がある
24.地球のお背中流します

【町あかり PROFILE】
1991年5月28日生まれ東京都出身。平成生まれながら昭和歌謡曲を愛するシンガーソングライター。中高生頃から1970~80年代邦楽を好み、特に影響を受けたアーティストは、サザンオールスターズ、沢田研二、岩崎宏美、筒美京平、森雪之丞など。インディーズ時代は作詞・作曲・編曲・歌唱・録音全てを自分で手掛け、数々の名曲を量産。高い歌唱力で歌われるそれら楽曲は、「一度聴いたら頭から離れない」と評される。
2015年6月24日、メジャー1stアルバム「ア、町あかり」をリリース。その後も「リスペクトするアーティストから曲を頼まれた」という設定で勝手に曲を書き下ろしたコンセプトアルバム「あかりの恩返し」など、コンスタントにアルバムをリリース。
また、電気グルーヴのワンマンライブにオープニングアクトとして2度(2014年、2018年)出演したことをきっかけに、2018年に石野卓球氏とのコラボで「もぐらたたきのような人(石野卓球氏リミックス)」を10インチアナログ盤でリリース。作家として寺嶋由芙や姫乃たま、ギャランティーク和恵など、幅広いアーティストに楽曲提供、その他衣装制作、イラストデザイン、紙芝居制作、コラム連載も行う。
2020年書籍「町あかりの昭和歌謡曲ガイド」(青土社)2022年書籍町あかりの『男はつらいよ』全作品ガイド(青土社)同年映画「タヌキ社長」(河崎実監督作品)主演&主題歌挿入歌を担当今後さらなる活動が期待される異能のシンガーソングライター。