「九州女子翼」、アコースティックレターライブの9月千秋楽公演に出演。詩絵里が極上の歌声を響かせた

 九州発のガールズグループ・九州女子翼が9月25日、AKIBAカルチャーズ劇場主催のライブ「アコースティックレターライブ」の7月~9月に行われた夏公演の千秋楽公演に出演。夏に各地で開催されたフェスへの出場で鍛え上げた見事な歌声を披露した。

 トップバッターの詩絵里ソロから、その歌声は見事なもので、よく通るだけでなく、重心は下がり、量感のましましな低音ボイスが充分に堪能できるものに。厚みも増しており、新たなる歌姫の誕生の瞬間に遭遇できた幸運に、身の引き締まる思い。続いては実玖とのデュエットとなるが、ここでも詩絵里の張りのある歌声が堪能でき、実玖との斉唱では、ユニゾン的な雰囲気も楽しめる極上の空間に。まさに詩絵里大躍進という印象。実玖は、コロナ感染の影響があるものの、メロディを捉えたスィートな歌声には聞き惚れるよう。

 3曲目も詩絵里は大車輪の活躍で、鈴川瑠菜とオール英語の歌詞曲を熱唱。鈴川のふうううというスキャット的な歌唱も素敵な仕上がりで、そこに低音の量感の増した詩絵里の歌声が合わさり、まさに無双状態に。

 MCを挟んでは4人構成で、持ち歌「fruits music2 」を歌唱するが、曲振りというか、導入へ向けた花音のコメントの可愛らしさは、座布団を一枚進呈したいほど。その花音も、8月に行われた詩絵里のTIF後夜祭的なイベントでは、本アコースティック春公演の担当曲であった「群青」を見事に歌いこなしていたが、ここでもその成果を遺憾なく発揮し、4人での斉唱に花音という名前に似合った花(華)を添えていた。

 最後は、「I Am Love」を4人揃って抒情的に歌唱し終了となった。

 なお、アコースティックレターライブは次回より「秋公演」となり、内容もカバー曲メインから、グループの持ち歌メインの構成になるという。公演日程は10月13日(木)だ。

●九州女子翼 東京遠征日程
・10月13日(木)19時~ 
「アコースティックレターライブ秋公演」
 @AKIBAカルチャーズ劇場
・10月14日(金)19時~
 「エモい女子翼。」第六方
 @池袋 スペースemo
・10月15日(土)17時半~
 「定期公演 in TOKYO」
 @AKIBAカルチャーズ劇場
・10月16日(日)17時40分~
 「ギュウ農フェス秋のSP2022 お台場2days-Fied of Dreams-」
 @お台場地区夢の広場特設ステージ

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