「九州女子翼」、新曲を携え、2023年初の東京遠征で圧巻のパフォーマンス

 九州発のガールズグループ・九州女子翼が1月8日(日)、東京のAKIBAカルチャーズ劇場にて、2マンライブシリーズ「空と〇〇」の最新版となる「空と衝」を開催。今回はカイジューバイミーをゲストに迎え、2023年初となる1月度の東京遠征のファイナルステージを熱く・激しく盛り上げていた。

 ライブでは、九州女子翼の出番は後攻。カイジュ―バイミーのコンテンポラリーな雰囲気の激しいパフォーマンスを受けて登場した彼女たちは、のっけからエンジン全開の激熱なステージング。結成5周年を迎えた昨年10月以降、グループの一体感はますますアップしてきており、コロナ前に感じた高みをさらに超える、極上のパフォーマンスが楽しめるものになっていた。

 ちなみに、1月5、6日のライブは、メンバー鈴川瑠菜が体調不良のため休養していたこともあり、4人が揃うのは、前日1月7日の対バンに続いてとなる。

 さて、今回は50分ずつのステージということで、歌唱楽曲も、定期の3幕目(7曲ほど)よりも多く(9曲)、セミワンマンの雰囲気を味わえるライブに。オープニングナンバーの「キミは太陽」から気合も充分で、各々のコールが随所に入るほか、見ている・聞いているこちらにも、彼女たちのノリノリな雰囲気が伝播してくるよう。今年はパフォーマンスを超えたエモーショナルなステージを楽しめる一年になりそうだ。

 そして本ライブでは、昨年末に地元ライブで発表された新曲(2曲)が東京で、昨日に続いて歌唱されるのも注目だろう。一つは4曲めに披露された「Star Seeker」。直訳すれば「星を探すもの」となるだろうか。これまでと同じ筑田氏の手(作曲)による楽曲となるが、リズムが違うこともあって、疾走感や高揚感をより強く味わえる1作。SFアニメの総攻撃のシーンに合いそうな雰囲気で、今後歌い込んでいくことで、どのような成長を果たすのか、期待したい。

 もう1曲が最後(9曲め)に披露された「序曲」となる。こちらはタイトルのように、これから何かが始まる! という壮大さを感じさせてくれる1作。6周年目に入った彼女たちの、新たな成長を感じさせてくれるようなものとなっていた。

 さて、次回、空シリーズの2マンは2月5日(日)に、「空と奏」として、ゲストにC;ONを招いてAKIBAカルチャーズ劇場にて開催される。

●曲目
キミは太陽
Starry Night
私だけのArmor
Star Seeker(※)
Welcome To The Music
fair wind
I Am Love
空への咆哮
序曲(※)
(※は新曲)

●2月の東京遠征予定
2月2日(木) 九州女子翼 東京定期公演
2月3日(金) エモい女子翼。
2月4日(土) GIG TAKAHASHI 2~tour2023
2月5日(日) 詩と月
2月5日(日) 空と奏

九州女子翼ツイッター
実玖ツイッター
詩絵里ツイッター
鈴川瑠菜ツイッター
花音ツイッター