「CRAYONS」、4月度の定期公演は、レベルアップしたダンスと歌唱でファンを魅了。ゲストの「レプスルプス」も素敵なステージを披露

 アイドルグループCRAYONS(クレヨンズ)の毎月恒例の定期公演が4月21日、彼女たちのホームでもある浅草橋MANHOLEで行われた。今回もゲストを交えての賑やかな3ブロックの構成で、時間にしておおよそ90分、笑顔が満載のステージを見せてくれた。今回のゲストは「レプスルプス」で、クレヨンズとの対バンは、手元の記録を見る限り、2020年3月の定期公演以来か?(記者もそれ以来で見た)。

 さて、ファーストブロックはもちろんクレヨンズの出番であり、かっこいいオーバーチュアーにのって、お揃いのスウェット(?)で登場。胸元にはグループのマスコットキャラ“ヨンちゃん”が大きくあしらわれている。今回のオープニングナンバーは、昨年11月のお披露目公演以来となる「スタートラインズ」であり、メンバー曰く「体力が必要な曲なのでいままで歌えなかったけど、最近体力がついてきたこともあって、新たに2人verの振りをつけてもらって今回、歌唱できました」ということだ。

 セカンドブロックはゲスト・レプスルプスの出番だ。記者が彼女たちのステージを見るのは上に記したように3年ぶりとなるが、歌唱力、ダンスパフォーマンスともに、相当のレベルアップが見て取れ、ソロでも斉唱でも厚みが増した豊かな歌声を、指先までしなやかさを保った見事なダンスが堪能できた。「LOGIC」や「ギュッとして」を聞くのも3年ぶりとなるが、楽しげなメロディーは耳に残っていて、ダンスパフォーマンスを見ながら(撮りながら)ファンと一緒に彼女たちのステージを楽しむことができた。ただ、残念ながら、今週日曜4月23日をもって、ライブ活動はしばらくの間休止になるという。

 ラストブロックは再びクレヨンズの出番だ。制服衣装(?)にチェンジして、「Shiny Dream」からスタートだ。Lia、優萌ともに体力がついてきたのが感じられるパフォーマンスで、もともとよかったリズム感には磨きがかかり、動きのキレも向上しているのがよく分かった。続いては、現体制では初披露となる「Vault」を歌唱してくれたが(前回のライブレポで書いたことが実現した!)、アラレちゃん走り(?)とか、げんこつを重ねる仕草など、前メンバー(4名)が放っていた賑やかさに負けない雰囲気を楽しませてくれた。以後は、カバー曲を含め、このブロックでは全9曲を歌唱していたが、二人とも息があがることもなく、最後まで笑顔でステージを完遂していた。

 クレヨンズの次回定期は5月19日(金)に、同じ浅草橋MANHOLEで開催予定となる。

 レプスルプスについては、4月23日(日)に休止前最後のステージに出演する予定だ。また、5月5日にはさいたまの路地裏GARAGE MARKEで行われるイベントにゲスト出演する。ほか、池袋FM、下北FMで冠ラジオ番組が放送中だ。

●クレヨンズ曲目
・スタートラインズ
・We are CRAYONS

・Shiny Dream
・Vault
・オーケストラ(カバー)
・ジャンプ(カバー)
・Scan Me
・憂鬱な檸檬
・片想い
・逡巡のエモーション
・Brand New Dream

●レプスルプス曲目
・星生堂々
・花火パン
・さらばなら
・LOGIC
・ギュッとして
・月を語れ
・ムネヲハレ
・See you tomorrow

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