九州発のガールズグループ・九州女子翼の、TIF2023(TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 supported by にしたんクリニック)二日目(8/5)のセカンドステージは、初登場となるスマイルガーデンだ。

彼女たちのステージは12:10からと、ちょうどお昼をまわったころであり、上空には鈴川よりも真ん丸の太陽が陣取り、夏らしい燦燦とした陽光を会場に降り注いでいる。さて、今回のステージもSEなしの板付の始まりであり、手を繋いでの円形陣形に、会場を赤いゾーンに染める女子翼ファンはもうのっけから熱狂。そう女子翼の持ち曲の中でも最大級の盛り上がりとなる「空への咆哮」からのスタートなのだ。
歌い出しの実玖の歌声が、会場後方に陣取っていた記者にも直接届いてくるような感覚を覚えるほどの浸透力をもって伝わってくる。直前のスカイステージにおいても、これでもかと言わんばかりの圧・熱気を放っていたが、それを軽々と超えてくる熱量だ。スマイルガーデンにかける彼女たちの気持ちが、想いが、直接響いてくるかのような感動のパフォーマンス。
そのまま、盛り上がり曲「Welcome To The Music」、夏の屋外フェスにぴったりの「キミは太陽」と攻めた曲目で歌唱するが、「キミは~」は、まるでこの空間を、情景を、そのまま曲にしたかのようであり、ステージを見る、聞くものにとっては、「(ステージ上の)キミは太陽(のようだ)」という想いを抱いてしまうほど。
そして最後は、90分ほど前に初披露した新曲「翼」を、より熱く、激しいパフォーマンスにて完遂。声出しOKとなったことも、彼女たちの気持ちを後押ししているようで、7月の山中湖より続いた屋外夏フェスの総決算といえる熱狂を巻き起こして、九州女子翼のTIF2023のステージは終了した。新曲の歌詞にあるように、彼女たちがその「翼をしまう」時まで、語り継がれるであろう、圧巻のステージを見せてくれた。
なお、本日8月6日(日)は16:00より、池袋のスペースemoにて、アフターTIFのライブとなる「After-Party LIVE」を開催予定となっている。
●九州女子翼ツイッター
●実玖ツイッター
●詩絵里ツイッター
●鈴川瑠菜ツイッター
●花音ツイッター
●木城杏菜ツイッター











