「CRAYONS」、待望の現体制初の新曲を披露。二人の特徴の歌詞に盛り込んだ、ダンスもバキバキの賑やかな楽曲

 アイドルグループCRAYONS(クレヨンズ)が毎月第3金曜日に開催している定期公演が今回は8月18日(金)に、彼女たちのホームでもある浅草橋MANHOLEで行われた。今回のゲストには、二人が大好きという「じゆりぴ」を迎えての、大盛り上がりの90分のステージを披露してくれた。

 先に記しておくと、今回CRAYONSでは2つの変更が行われた。一つがメンバーカラーの廃止。以後サイリウムは「白」にしてほしいとのことだ。もう一つが優萌(ゆめ)のアーティスト表記の変更。「優萌」⇒「yume」となる。グループ名(CRAYONS)、Lia様の表記に合わせたようだ。また、グループの紹介テキストも「ガールズパンクアイドルユニット」に変更されていた。

 さて、話をライブ本編に戻すと、トップバッターはいつも通り主催のCRAYONSの二人だ。今回はのっけからカバーで攻め、バキバキのダンスパフォーマンスを見せてくれた。前回初披露された新衣装も各部にモデファイが入り、踊りやすく、崩れにくく(笑)なっているようだ。Lia様のターンの鋭さ、yumeのパフォーマンス中の表情の豊かさには思わず魅入ってしまった。

 続くブロックは、ゲスト・じゆりぴのステージだ。5月以来のゲスト出演となるが、今回はステージへの気合がより高まっているようで、それがダンスパフォーマンスの切れ味にも見て取れ、鋭くダイナミックな動きが楽しめるものとなっていた。同様に歌詞の表現力もアップしているようで、最近ご無沙汰の焼き肉を、自分の金で食べたくなった(笑)。途中、出演時間数を間違える(笑)というハプニングもあったが、「グッドバイバイ」から「人の金で焼肉食べたい」まで全8曲を力強く歌唱してくれた。

 ラストブロックは、再び主催のCRAYOSの登場だ。今回の構成はカバー曲の採用が多くなっていたが、いずれも表現力、ダンスレベルが格段に向上しており、グループとしての進化を充分に感じられる仕上がりに。カバー曲「わたしの一番かわいいところ」曲中のしぐさは最高だ! (3部は)オープニングナンバーの「Scan Me」から新曲、カバーと彩豊かな構成で、全9曲を歌唱していたが、新曲については、なんと3回も披露するなど、気合の構成(いつぞやの九州女子翼みたいだ・笑)。

 また、Lia様、yume、二人とも、ステージ上ではある意味“余裕”も生まれてきたようで、視野が広がったのだろう、往年のアプガ(7人時代)やI’S9(特に愛理)のように、カメラへのアイコンタクトも格段に増えてきた! ちなみに、コメントはなかったのだが、途中歌唱された持ち歌「Lost Love」は、現体制では初披露(だと思う。違っていたらご指摘ください)。少しダークな曲の世界観が見事に再現されていた。

 さて、現体制待望の新曲タイトルは「すっぴん~bare-faced lie~」。「bare-faced lie」の意味を調べてみると「真っ赤なウソ」「しらじらしいウソ」という意味があるようなので、超意訳すれば、本当の私はとっても繊細なのよ、という感じか?(Lia様が言いそう)。歌詞には二人の意見(コメント?)も取り入れられているそうなので、現在の二人の等身大(かわいくなりたい・コミュ障などのキーワードも聞き取れた)の楽曲になっているようだ。ラップ調のパートもあるなど、意欲的な作りだ。一方、ダンスについては、最近カバーの多い「オーケストラ」とか「未確認中学生X」らしいチャキチャキ、バキバキを取り込みながらも、カッコよさも感じられる出来映え。今後、現体制のアンセム曲として長く歌われていくだろう。

 CRAYONSの次回定期公演は9月15日(金)、ここ浅草橋MANHOLEで開催予定。ゲストは、先月の城内彩花+KIU MOMOとなる。

●CRAYONS曲目
・抱きしめてアンセム(カバー)
・星が瞬く夜に(カバー)

・Scan me!
・すっぴん~bare-faced lie~
・Lost Love
・わたしの一番かわいいところ(カバー)
・プロミスザスター(カバー)
・オーケストラ(カバー)
・CAN WE STILL BE??(カバー)
・すっぴん~bare-faced lie~
・すっぴん~bare-faced lie~

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