「CRAYONS」、地元名古屋凱旋を経て、一回り大きく成長したステージを披露。じゆりぴとのコラボも実現

 二人組のアイドルグループ・CRAYONS(クレヨンズ)が12月15日(金)、浅草橋MANHOLEにて、月一恒例の定期公演「CRAYONS<クレヨンズ>定期公演Vol.12」を開催した。今回は二人が大好きなじゆりぴをゲストに招いての構成で、なんと終盤にはそのじゆりぴとのコラボステージも披露、大いに仲の良いところを見せていた。

 さて、二人は先週末12月9,10日の二日間、地元名古屋に初遠征(凱旋!)を経験しており、その遠征で自信も増したようで、それがパフォーマンスにも反映されていて、歌声はより通るようになり、ダンスについても、軽やかさだけでなく、指先まで意識の向いた、しなやかさ、切れのよさを感じさせる仕上がりとなっていた。

 まずは第1ブロック、クレヨンズのステージだ。今回は1曲のみの歌唱で、早々にゲストのじゆりぴにバトンを渡していたが、その1曲だけでも、上に記したようなパフォーマンスの向上を十全に感じられるものとなっていた。

 続くじゆりぴステージでは、アップテンポの盛り上がり曲「SUPERNOVA」から、一気呵成に全6曲を披露。ある意味定番とも言える「人の金で焼肉食べたい」は、会場からの大きな声援もあり、その歌詞の世界観や盛り上がりから記者は、notallの「お肉de☆ナイトセンセーション」を思い出してしまった。

じゆりぴ X

 第3ブロックはいよいよクレヨンズのライブ本編だ。現体制の新曲「すっぴん」から気合も充分で、上に記した第1ブロックでのパフォーマンスにさらに磨きがかかったような、激しいダンスを見せてくれた。難関のトークも徐々にではあるができるようになってきて、新体制発足から1年が経ち、いろいろな方面での成長も感じられるようになった。

 ちなみに、今回も連続新曲発表は続いているようで、最後に新曲「Punk you very macho!」(現体制で4曲目)を披露(今回の歌唱は1回のみ・笑)。ミドルテンポで、少し早口に感じる歌唱となっていたが、これまで同様に二人の心情を綴ったようで、歌う表情にもより強い気合、意気込みを感じるものとなっていた。ダンスの振りも、冒頭部分には自分たちの意見が反映されているそうだ。メロディからは、ライブのオオトリ、あるいはアンコールで歌唱する楽曲、という印象を受けた。

 そして、ライブ本編の最後は、いよいよじゆりぴとのコラボステージだ。再びじゆりぴが登場し、さきほども歌唱した「SUPERNOVA」を3人でパフォーマンスしてくれた。曲中には、クレヨンズの二人が会場に降臨し、集まったファンへサンタよろしくプレゼントを投げつけて(笑)いた。

 さて、クレヨンズはこれから年末まで、各種対バンへの出演が控えているそうで、12/17、12/21、12/23、12/30、12/31が予定されている(詳しくは、グループのSNSで確認してほしい)。次回定期は、2024年1月19日(金)に開催予定。Lia様(1/13生まれ・二十歳)の誕生月でもあるので、今年の1月の定期と同様に、生誕イベントも行われるだろう。

●CRAYONS 曲目
・星が瞬く夜に(カバー)

・すっぴん~bare-faced lie~
 MC
・ジャンプ(カバー)
・CAN WE STILL BE?(カバー)
・Lullaby(←最終的にこのタイトルになったそう)
・Happy DEATH~死に至る病~
 MC
・片思い
・Lost Love
・抱きしめてアンセム(カバー)
 MC
・Punk you very macho!(新曲)
 MC
・SUPERNOVA(じゆりぴ とのコラボ)

CRAYONS X
Lia X
yume X