ソロアイドル「小鳥遊そら(CRAYONS)」が、いよいよ4月26日に本デビュー。今後の活動の意気込みをインタビューした

 アイドルグループ・CRAYONS(クレヨンズ)の妹として昨年事務所に所属した「小鳥遊そら」(たかなし そら)。この一年は、アイドルになるための数々の活動を経験し、念願叶って、この春、いよいよアイドルの本デビューが決まった。アイドルとしてのファーストステージは、自身の19才の誕生日当日となる4月26日(金)。会場は、CRAYONSのホームと言える浅草橋MAN HOLEだ。ここでは、その初ステージを目前に控えた彼女に、アイドルとしての意気込みや、アイドルになるきっかけなどついて話を聞いた。

――よろしくお願いします。いよいよ本デビューが決まりました。おめでとうございます。まずは、この一年の活動の思い出や感想をお願いします。
 ありがとうございます。この一年間の活動の中で、一番印象に残っているのは、やはり配信ですね。たくさんの方に見ていただいて、応援してもらいました。配信を通して、私のことをたくさん知ってもらえたと思うし、ファンになってくださったことが何よりうれしいです! この一年の活動の励みになりました。

――もともと人前で話すことは得意だったのですか?
 はい! 小学生の時に委員長をしていて、6年生の時には900人ぐらい従えていましたから、意外と(?)大丈夫ですし、得意です。

――900人! ボスですね。
 いえいえ、特攻服とかは持っていませんし(笑)、きちんと普通のかっこうで通学していました。

――ええと(悩)、続いて3月のプレデビューステージの感想をお願いします。
 正直不安だらけでした。本番前日になっても、不安が本当に大きくて、怖さも感じていました。でも、その間も配信は続けていたので、ファンの方に、ステージ待ってるよとか、一緒に盛り上げようって、言ってもらえて! それがすっごく自分の力になりましたし、ステージを楽しみに思える理由にもなりました。

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――プレステージでは、2曲を披露しました。練習とか、実際に歌ってみての感想は?
 CRAYONSの曲は4人組用なので、歌唱もダンスも、とにかくハードでした。でも、だからといって曲のイメージを崩すわけにはいかないので、ダンスは一人でもしっかり踊って見えるように、大きく動かなくちゃいけないし、手を抜きたくないので全力でやりましたが、やはり体がついていかなくて……。もっともっと頑張らないといけないって、改めて思いました。

――「片思い」の終盤、ずっと飛んでいるのもたいへんですね。
 バレーボールの経験をもっと活かせたらいいなと思っています。

――歌とダンスはすぐに覚えられましたか?
 はい。歌はこの一年間、たくさん聞いてきたので、歌詞とメロディはすんなりと入ってきました。振り(ダンス)についても、歴代メンバーの動画をたくさん見てきましたから、ある程度の動きや流れは頭に入っていたので、すんなりできました。

――今後、CRAYONSの持ち歌をどんどん習得して、披露していく?
 はい!

――そしていよいよ、4月26日に本デビューを迎えます。意気込みを。
 もっともっと練習して、どんどんレベルアップしていって、前回よりも成長した姿をお見せしたい! というのがまず1番です。曲については、プレデビューで披露したものも歌唱する予定なので、まずはそのレベルをアップさせて、上達したねって思ってもらえるようにしたいです。

 そして、見どころとしては、初めて自分で作詞した曲を披露しますので、曲を創る時に込めた思いを、集まってくださるみなさんに伝えられたらいいなと思っています。

――どんな曲(歌詞)になっていますか?
 内容については、自分がアイドルを目指すようになったところから、今に至るまでの気持ちの変化を、物語風に書いた(創った)ものになります。1番2番で、細かいところを含めてどんどん変わっていくので、その変化に注目していただけたらうれしいです。

――そもそも作詞したのは?
 知り合いに趣味で曲を作っている子がいて、その子にアイドル調の曲を作りたいから歌詞を書いてと言われて、最初の1フレーズを創って渡したのがきっかけです。

 その1フレーズにメロディをつけてもらって、気が付いたら曲ができていたんです。いい曲だったので、歌詞を付けて歌っていい? って相談したら、いいよっていう返事が来て! びっくりしましたけど、頑張って全編の歌詞を書き上げました。もともと曲にする予定ではなかったので、いきなりできた曲ではありますけど、きちんと“そら”のCRAYONSの曲になっていると思います。4月26日を楽しみにしてください。

――今後も作詞は続けていく?
 はい。CRAYONSの歴代の曲に、自分自身の曲を加えていきたいです。先々代のメンバー・小林千耶美さんもご自身で作詞されていたので、憧れていますし、尊敬もしています。

――衣装も、CRAYONSの流れを汲んだ、ザ・アイドルっていう印象でした。
 いかにもアイドルっていうのが好きなんです。特にリボンがお気に入りです。あとは、もっとフワフワでヒラヒラした衣装も着てみたいです。

――話は変わりますが、目標とするアイドル像は?
 目標は、笑顔をたくさんの人に届けたいっていうのがありますけど、まずは、周りの人を幸せにできる、笑顔にできる、アイドルになりたいと思っています。

 自分が好きなこと(アイドル活動)をできるのは、周りの人の協力があってのことだと思うんです。家族、友達、事務所、ファンのみなさん、などなど。それだけでなく、今までの人生で関わってくれた人も幸せにできる。そういう存在になりたいです。

――いよいよ、CRAYONSの名前を背負って、ソロとしての活動が始まります。やってみたいこと、立ってみたいステージ(会場)は?
 立ってみたいステージはもうあります。完成時期は未定なんですけど、新幹線の東静岡駅前に、劇場の建築予定があるんです。地元ということもあって、まずはそのステージに立つのが夢です。

――メンバー数は?
 できれば、増えてほしいですね。アイドルになりたいと思ったきっかけが、グループ(ラブライブ!)だったので、グループの活動に憧れがあります。CRAYONSは4人体制が長かったので、いつか4人体制でダンスを披露したいです。今はそれに向けて体力をつけて、4人になった暁には、さらにキラキラできるように頑張ります。4月から強化トレーニングが始まりました!

――後輩ができたら?
 教えられるようになっておきます。

――グッズとかは?
 まずは、水色のペンライトを作りたいです。そうそう、早くも私の生み出した「そらずきん」と「そらじろう」のキャラクターを使ったトートバックやモバイルバッテリーが、オフィシャルショップ(通販)で購入できますので、よろしくお願いします。

Lesvieuxamis Official Shop/通販サイト

――このそらじろうって何ですか?
 未確認生物です。顔は人で、胴体は犬、フワフワなところはアルパカ、足は馬、しっぽも馬です。

(運営) えっ、しっぽはライオンって言ってたけど。

 そうでしたっけ? 忘れてました。ライオンですね。そうしておきましょう。ノリで書いていますから(笑)。

――どのように生まれたのでしょう?
 小学生の時に創ったキャラで、当時は自習用の自習勉ノートというものがあって、大事なこと、覚えないといけない事柄について、そらずきんに吹き出しを描いて、そこに書き込むことで、覚えるようにしていました。その後、家族を作りたくなって、チビずきん、沼ずきん……と増やしていって、最後にペットとしてそらじろうを創りました。

――ありがとうございます。えーと(焦)、話を進めまして、子供時代のことを教えてください。どんな子供だったのでしょう?
 小さい時は、めちゃくちゃニコニコしている子で、とにかくずっとニコニコしていたと母から聞きました。加えて、ずっと動き回っていて、アスレチックをするなど、アクティブな子供でした。休み時間や放課後はずっと外で遊んでいましたし、走り回っていたので、授業は汗だくで受けていました(笑)。今でも、動き回るのは大好きです。

――アイドルに目覚めるのは?
 女の子が好きなアニメは大体見ていて、ラブライブ!もそんなアニメの一つでしたけど、登場するグループの中に、私の地元の静岡(沼津)をホームにしている「Aqours」ができたんです! もう、アイドルをより身近に感じられるようになって、ドはまりしてしまったんです。それで、(声優による)リアルライブを見に行ったら、ライブならではのエネルギーを感じて、私もアイドルになりたい! と思ったのが始まりです。中学生の時でした。

――それからは?
 地元でミュージカルを披露している団体があったので、まずそこに入りました。一年かけて一つの作品を創り上げる感じで、そこで演劇・舞台の楽しさにも目覚めました。それで、高校に進学した時に、演劇部に入ったんです。同時に、“もう始めなくちゃ!”という焦りにも似た感情が湧いてきたので、いろいろなオーディションに参加するのと同時に、両親に相談して、東京の芸能スクールにも通うようになりました。

――CRAYONSとの出会いは?
 一年を通して稽古・練習を積んだあとに、集大成という形で、さまざまな芸能事務所の方に見ていただく、スカウトオーディションがあって、そこでCRAYONSの運営の方に見つけていただきました。

――所属する決め手は?
 運営の方とお会いして、すごくアットホームな雰囲気だったのと、とても親身に話を聞いてくださったので、いいなあと感じたのと、CRAYONSさんの曲を聞いて、いい曲だな、好きだなあと思ったところです。先々代のステージ映像も拝見して、みなさん、歌も上手いし、透明感もあって、明るいエネルギーを強く感じて、こういうアイドルになりたいって思いました。とにかく、本当に仲が良さそうだし、まとまりがあって、大好きなグループになりました。

――そして、いよいよ4月26日より、そらさんのCRAYONSが始まります。
 グループの長い歴史を引き継いで、しっかりとCRAYONSらしさを出しつつ、小鳥遊そららしさも感じてもらえるように頑張ります。そして4月26日のデビューライブを成功させたいです。その後には、28日に2本の対バンへの出演も決まりました。とにかくたくさん練習して、前回のプレデビューの時よりも成長した姿をお見せしたいです。

●「CRAYONS<クレヨンズ>Family定期公演Vol.1~小鳥遊そらデビュー&誕生日~」
日時:4月26日(金) 18:20開場/18:50開演
開場:浅草橋MANHOLE
出演:小鳥遊そら(CRAYONS)
ゲスト:なづ季 澪/overwhelm.
チケット:一般 前売り1500円/当日2000円
チケットについて

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