青春ベースボール舞台『ベースボールファイターズ2024』、「福原英樹」「上田操」の主演で1月21日まで上演中

 去る2017年に「MeseMoa.」など人気ボーイズグループが参加し大好評だった公演『ベースボールファイターズ』のリメイク版となる『ベースボールファイターズ2024』が現在、新宿村LIVEで上演中だ。本作は、野球を題材にした甲子園を目指す若者たちの青春を描く、成長進化型舞台。福原英樹・上田操の主演で再演、となっている。

 初長編監督映画「いつくしみふかき」で国内外の映画際で数多くの賞を受賞し、近年では「かりあげクン」(BS松竹)や「around1/4 」(朝日放送)で連続ドラマの監督も務める大山晃一郎が監修している。

 ここでは公演に向けたキャスト・スタッフのコメントを紹介したい。

■演出:清弘樹
――稽古の話(演出したこだわりポイントなど)
キャスト陣が自分よりも知識や経験が豊富な方達ばかりだったので、意見や提案などは演出に積極的に取り入れさせてもらいました。本作品で本当にやりたいテーマが少しわかりずらいかもという懸念もあったので、オープニングシーンやモンタージュなどポップな表現を意識的に増やしました。

――見どころ
男の子ってやっぱり馬鹿でカッコつけてて自意識過剰で無理して強がって、でもなんか愛おしい。そんな奴らと強くて優しい女性がいっぱい出てきます。好きなキャラクターを見つけてもらえたら嬉しいです。

――意気込み
沢山の方々にご尽力頂きなんとか作品が出来上がりました。お客様は勿論のこと、関わって頂いた方々全てに良かったと思ってもらえるよう千秋楽までやれることやり切ります!

■主演:福原英樹
――この舞台に出ることになったきっかけ・理由
キャスティングの若宮さんにお声掛けいただき、初めての自団体以外の初主演を若宮さんの手がける作品でできるということで二つ返事で出演を決めました。プライベートでも野球が大好きな僕にとって、タイミングも作品も非常に嬉しかったです。

――この舞台に対する意気込み
ヒロインの上田操さんとは4度目の共演なので、彼女がヒロインをやると聞いた時は安心しましたし、なにより嬉しかったです。他のキャストの皆様も全員良い方で、作品を良くしよう、こうしたら作品がもっと良くなると毎日話し合えました。この座組の座長をやれて幸せです。絶対に全員野球で千秋楽まで駆け抜けてみせます。

――今後の活動について
役者として10年経ちます。これからも舞台の活動を続けつつ、TikTokでもあるある動画を毎日投稿していろんな方に「福原英樹」を知っていただきたいです。映像、舞台、TikTokなど色んな媒体でこれからも皆様の人生をほんの少しでも豊かにできたらと思っています。次回出演作は2/14?始まる「どうか、白き雷を」という白虎隊の生き様を描いた舞台です。関町役のマシューくんも出演するので、是非そちらも観ていただけますと幸いです。

■ヒロイン:上田操
――この舞台に出ることになったきっかけ・理由
プロデューサーの若宮さんにお声がけをいただいたのがきっかけでした。高校後時代に少しの間だけ野球部のマネージャーをしていたので、是非お受けしたいと思いました。

――この舞台に対する意気込み
この脚本にぴったりの座組メンバーが揃いました! 課題が多かった分、皆が一丸となって前を向いて熱い気持ちで稽古してきました。お客様にも青春を感じていただけるように青春感増し増しでお届けします!!

――今後の活動について
2月9日に写真集『ふたりだけ』が発売となります。2月11日にはお渡しイベントも開催致します。全国の書店さんにも置いていただけますので、ご覧いただけたら嬉しいです!

■プロデューサー:若宮亮
――意気込み
今回は演出の清さんのやりたい作品をプロデュースさせていただきました。作品としてはどこか懐かしく、レトロな雰囲気の世界観で、様々な人間関係、親子関係の中から普遍的な想いを描き、本作のテーマでもある【あきらめない】ことの大切さを泥臭くお届けできたらと思っております。凄くエネルギーのある作品に仕上がりました。是非、お楽しみください。

舞台『ベースボールファイターズ2024』

1月21日まで、新宿村LIVEにて上演中

【あらすじ】
桜田高校の弱小野球部は部員が三人しかおらず、廃部の危機に瀕していた。
そんな野球部に現れた中学時代神童と呼ばれた上石神井透は、
部室を占領していたシティポップ研究会や中学時代に名スラッガーとして
名を馳せた千野のいる茶道部を取り込んで、野球部を廃部の危機から救う。
甲子園を目指し始めた透たちだったが、何者かにバットを折られるなど幾度となくアクシデントに見舞われ、
不信に陥る部員たち。
途切れかけたチームの輪は、透が中心となりなんとか解決に向かい、徐々に部員達も強固な絆が結ばれていく。
しかしある夜、誰もいなくなった部室では、グローブをカッターナイフで切りつける透の姿があった。
それを偶然目撃してしまう透の親友、貴志。数々の不自然なアクシデントの真犯人は、他ならぬ透なのだろうか?

透の真意は一体…。

【脚本】福井しゅんや(fukui劇/ 演劇DUO福斗清☆)
【脚色・演出】清弘樹(大山劇団/ 演劇DUO福斗清☆)
【監修】大山晃一郎(大山劇団)
【プロデューサー】若宮亮(E-Stage Topia)
【エグゼクティブプロデューサー】清 弘樹(三栄町LIVE)

【キャスト】
福原英樹/上田操/熊野真修/花岡翔太/真京孝行/長田大史/もりゆうり/木保英里香/中澤龍/相沢海心/岩城風羽/吉栁竜樹/片瀬直/きみと歩実/松本洋一
B キャスト:柿原康希/垂水俊洋
Fキャスト:林龍之介/時田大雅
アンサンブル:奥山佳奈/加藤梓/天城太智/椿千優

公演サイト
https://e-stagetopia.com/bbf/