「Lit★V」1周年記念ライブで「Perfo★ism」が復活! 会場を2020年に巻き戻す圧巻のパフォーマンス

 福岡発の3人組のアイドルグループ「Lit★V」(リットビー)の結成1周年を記念したライブ「Lit★V 1ST ANNIVERSARY」が1月28日(日)、福岡・天神にあるライブハウスBuddyup!にて、2部構成で行われた。

 1部は、お姉さんグループ「Perfo★ism」(ぱふぉにずむ)をゲストに迎えての対バン形式にて(サブタイトルは、オリジナルVS現役!)、2部はLit★V単独での開催となった。なお、先に記すと、2部では集客88名を目標に掲げていたが、なんとジャスト88名のファンが来場するというミラクルが起き、見事に目標を達成していた。

 ここでは1部のPerfo★ismのステージの模様を紹介したい。登場メンバーは、かれん、かの、くれあ、もか、りか、さあやの6名)。
(※Perfo★ismは2020年1月に解散。その後2021年に一度復活しているので、ステージは3年ぶりとなる)

 ライブの開始は14時。会場の照明が暗転し、懐かしのSEが流れるとそこはもう、ぱふぉの解散した2020年の福岡・天神を思い出すかのような雰囲気に。SEに合わせて大きな拍手が、コールが巻き起こり、この復活を待ち望んでいた会場のファンの熱量は、解散からの4年の年月を感じさせない圧巻なもの。

 オープニングナンバーは、静かな出だしが印象的な「ALIVE」。「3年ぶりのぱふぉ、盛り上がっていくぞ!」とかれんが、「ぱふぉ、帰ってきました」ともかが叫ぶと、まだ楽曲も始まっていないのに会場は最高潮に! コロナ禍も落ち着き、ようやくコールができる環境が戻ってきているが、これが本当の盛り上がりだ! を思い出させてくれる熱量が、会場に渦巻いている。ぱふぉメンバーもブランクを感じさせない、往年ままのパフォーマンスを繰り広げている。

 以後は、記者も大好きな大盛り上がり曲「empty」で会場の熱をもう一段上げ、さらに、ぱふぉのその前、青の時代を思い出すような全力パフォーマンスによる「涙を流すタイミング」、そしてオーラスはタオルぶん回し曲「SUMMER TIME」を以て、会場に大きな熱と余韻を残して、Perfo★ismの復活ライブは終了した。歌詞にもある「切れることのない絆がここにある」を、ここに集った全員が感じたことだろう。

 ライブ終了後は、さあやがLit★Vの衣装へチェンジする時間をつなぐボーナストークタイムへ。トークそのものも往年と変わらず(笑)、まるで解散ライブの当日に時間が巻き戻ったかのよう。記者は、青の時代を含めば12年は彼女たちのステージを見てきたが、この賑やかさは本当に変わらないと感じた。

 さあ、いよいよ後半は、主役Lit★Vの出番だ(後編に続く)。

Lit★V X
桜衣かれん X