名古屋を拠点に活動を行う劇団「オイスターズ」の座付き・作演出家であり、第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞や若手演出家コンクール2011など受賞歴多数のほか、第61回岸田國士戯曲賞最終候補、劇団「俳優座」など外部への書下ろしも精力的に行っている平塚直隆のオリジナル作品である舞台「ドレミの歌」が、池袋・東京芸術劇場 シアターウエストにて開幕した。
脚本・演出を平塚直隆が担当し、先生役には 秋山ゆずき、女子生徒役には、山口乃々華、高井千帆、横山結衣、嶋梨夏、佐々木優佳里といったフレッシュなキャストがパワフルに演じている。さらに須田真魚が転校生役として、田野聖子が納品業者・欄橋役で出演。個性豊かなキャストで“平塚直隆ワールド”が展開中だ。
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物語は、不自然なまでに丁寧な口調の女子生徒たちの会話からスタート。下校時刻になぜか学校から出ることの出来ない時間があるという謎の設定も、女子生徒たちの不思議な間合い、時々織り交ぜてくる名古屋弁、シンプルなセットの上で繰り広げられる女子生徒たちの主張。だんだんエスカレートしていき絶叫とも言えるほどの熱量に、この後どのように物語が進むのか?と引き込まれていきます。
本作のタイトルである「ドレミの歌」はどのように登場するのか? 約1時間40分の観劇で、不思議と心が温かくなるような、なんとも言えない錯覚に陥ることでしょう。ぜひ、“平塚直隆ワールド”をご体感ください!
<秋山ゆずき>
今回、沢山お稽古を重ねチームワーク抜群の座組が出来上がったと思います!
ひとつの事に全力で立ち向かう皆のパワーを是非体感して頂き、一緒に青春を謳歌して欲しいです!
私の推しポイントは、みんなのキラキラ光る汗です!そして観劇後あの曲がきっと口ずさみたくなるはずです!
皆様に楽しんで頂けるように頑張ります!
<山口乃々華>
とにかく今が大事だと思って生きている高校生活は、とてもおバカで、必死で、熱くて、演じていて楽しいです。観にきていただいた際にはぜひ、おもしろいと思ったら笑っていただきたいのですが、私たちも必死に我慢しているので、釣られ笑いしてしまいそうなのが少し心配です。(笑)
全力で駆け抜けますので、一緒に楽しんでいただければと思います!
よろしくお願いいたします!
<高井千帆>
どのシーンも熱量の途切れることのないこの作品のお稽古では、毎日本当に青春を味わっているような気持ちでした。キャッチーなタイトルからは全く想像もつかない、モテたい私たちが奮闘する姿を思い切り楽しんでいただきたいです。全力疾走した後にしか味わえない景色を全公演観られるように、キャストの皆様と力を合わせて最後まで駆け抜けていきたいです。
<横山結衣>
こんにちは!横山結衣です!
初めてのコメディということでとても緊張していますが、今まで積み重ねてきたものを見ていただけるのを心から楽しみにしてます!
笑いの絶えない稽古期間で、幸せな日々でした!こんなにずっと笑ってた稽古初めてです。すごく楽しかった~!
見てくださった方にたくさん笑って、ちょっとだけ熱い気持ちになってもらえるように全力で頑張ります!!!
<嶋梨夏>
本当に部活みたいなお稽古期間で、痩せちゃうかもって思いましたが、毎日お腹ぺこぺこになるので美味しくご飯を食べていたら全く痩せませんでした!
チーム戦だ!って思いながら一丸となって作ってきた作品なので、観に来てくださる皆さんと一緒に、劇場でしか味わえない瞬間を感じられるのがとっても楽しみです!!
一味違った合唱も、沢山練習を重ねてきたので、一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです!!!
<佐々木優佳里>
舞台ドレミの歌!
ビジュアル写真からは想像もつかない作品になっています、、、!笑
今回わたしは高校生を演じますが、演じるなかで青春を感じる瞬間が何度もあって楽しいです!
キャラクターもそれぞれ個性的でお芝居もテンポがいいので観やすい作品だと思います!
今を一生懸命に生きるみんなの熱量を感じてほしいです!
劇場でお待ちしてます!!
本作は、5月12日(日)まで、東京芸術劇場シアターウエストで上演後、長久手市文化の家 風のホール(愛知)で5月18日(土)~19日(日)まで上演予定。
<あらすじ>
私はこの高校がもともと男子校で、今年から男女共学になるって聞いたからこの学校にしたんです。
でも入学してみたら男子一人も居ません…。
おかしいなあと思ったけどクラスの皆は誰もその事について気にしていない。
私だけ、モテたい目的で入学したなんてバレたくない。いつの間にかこの学校では、あるはずのものがないという事に気付かない振りをすることが暗黙のルールになっていた。
女子高生というこの最高の状態を無駄に老いさせたくない!
個々の力で挑んでも、男子は振り向いてくれない!
合唱なら、一人の力が何倍にも膨れ上がる!
ドレミファ音楽学園コメディー!
<公演概要>
タイトル:舞台「ドレミの歌」
脚本・演出:平塚直隆(オイスターズ)
出演:
秋山ゆずき
山口乃々華
高井千帆
横山結衣
嶋梨夏
佐々木優佳里
岡部直弥
青地洋
須田真魚
田野聖子
期間・場所:
【東京公演】2024年5月9日(木)~12日(日)@東京芸術劇場 シアターウエスト
【愛知公演】2024年5月18日(土)~19日(日)@長久手市文化の家 風のホール
チケット(税込):特典付きチケット 9900円/特典無しチケット 8800円
<好評発売中>CNプレイガイド https://www.cnplayguide.com/doreminouta/
0570-08-9999(10:00~18:00)
公式サイト:https://doremi-stage.com/
制作:HIKE
主催:オイスターズ/ナッポス・ユナイテッド
共催:長久手市
宣伝:キョードーメディアス
オイスターズとは
2008年劇団化。身体的な情報を極力排除し、「過剰なまでに会話劇」をテーマに言葉のすれ違いから生じる「笑い」を試みている。座付き作・演出/平塚直隆の主な受賞歴に、『はだか道』第4回仙台劇のまち戯曲賞大賞受賞、『トラックメロウ』第16回劇作家協会新人戯曲賞、『豆』第12回AAF戯曲賞、『日本語私辞典』若手演出家コンクール2011最優秀賞など。『ここはカナダじゃない』第61回岸田國士戯曲賞最終候補に選出。