「小鳥遊そら(CRAYONS)」、定期公演で初の単独ステージを披露。80分の持ち時間を、清らかな歌声と面白企画でファンを魅了

 ソロアイドル小鳥遊そら(CRAYONS)が、月一恒例の定期公演「CRAYONS Family 定期公演 Vol.4」を、7月26日(金)に、ホームである浅草橋MANHOLEで開催した。今回は、4月に本デビューしてからわずか4回目、活動4か月目にしてゲストのいない、つまり初の単独公演となり、約80分の公演を、歌はもちろん(全11曲)、流麗なトーク、そして小鳥遊のことがより知れる企画コーナーと、小鳥遊節も全開にして、楽しさ満載のステージを披露してくれた。

 さて、今回の公演は歌、企画(クイズ大会)、歌、企画(じゃんけん大会)、歌という5つのコーナーで構成されており、これらをいきなり一人でこなす(回す)という大役を、見事果たしていた。これまではゲストを迎えていたので、1回あたりのステージは長くても30~40分ほど、曲数も7~8曲、連続歌唱も3曲ほどというのが常だったが、今回は着替えタイムがあったものの、約80分の持ち時間を一人で回し、新たに歌唱する曲目も2曲携え、そして連続歌唱も4曲というビッグチャレンジをものにしていた。

 第一コーナーでは、愛らしいなんちゃって制服にていきなりの3曲連続歌唱。自己紹介の口上よろしく笑顔満開なステージを魅せてくれた。続く企画コーナーは小鳥遊そらクイズで、全6問を出題。意外と難しい設問もあったのだが、見事3名が全問正解。うち一人が、特典をゲットしていた。面白かったのは、静岡(小鳥遊の通っていった学区内の話?)のテストの満点は「50点」だったこと。

 ヒラヒラフリルが愛らしいお姫様仕様の新衣装に着替えての(お着換えタイムおよそ10分。その間は、これまでの公演の静止画をムービー仕立てにした映像が上映されていた)第3コーナーの歌唱部では、新歌唱曲となる2曲を連続で歌ってくれた。一つは80年代のヒット曲から「夏色のナンシー」、もう一曲は初代CRAYONS(4人組時代)の最後の新曲「決戦前夜」だ。夏色~を聞くのは、「bump.y」以来(2010年)だったが(笑)、ハイトーンのキーは、小鳥遊の声質にあっている印象。決戦~は、ちょうど4年前の夏(8月)に初披露されたもので、こちらも聞くのは初代の卒業ライブ(2020年12月)以来となるが、曲の持つ賑やかな雰囲気がよく再現されていたように思う。

 以後は、じゃんけん大会、再び歌唱コーナー(ここで初の4曲連続歌唱)を以て、初の単独公演は終了した。

 次回定期公演は、8月23日(金)に同じ浅草橋MANHOLEにて開催予定。その前、8月の3、4日には名古屋遠征が組まれている。

●小鳥遊そら(CRAYONS)曲目
・すき。
・片思い
・Lullaby
 企画・クイズ大会
 静止画ムービー上映(お着換えタイム)
・夏色のナンシー
・決戦前夜
 企画・じゃんけん大会
・憂鬱な檸檬
・Baby Baby Splash
・Q&Aリサイタル
・SORAYUME
 MC
・逡巡のエモーション
・Brand New Dream

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