「イエスハッピー!」、東京での久しぶりのワンマンを開催。いつもと変わらぬ楽しいステージを披露

 関西(島根発!)の女性デュオ「イエスハッピー!」(昨年Yes Happy!より改名)が9月21日、下北沢のライブスペース・モナレコード(mona records)にて久しぶりのワンマンライブ「イエスハッピー!ワンマンライブ!~愛マシマシでいきまっしょい!~ at.モナレコード」を開催し、およそ95分のステージで全15曲&流麗なトークを繰り広げ、会場に集まった大勢のファンを魅了していた。

 さて記者がイエスハッピー!を見るのは、記録では2022年7月に青山で行われたワンマン以来となるが、あのころと変わらぬ、イエハピらしい素敵な歌唱と笑顔の絶えない賑やかなトークによるステージを魅せてくれた。

 この2年の歳月の間には(もちろん)新曲も増えたようで、オープニングナンバーは、ワンマンタイトルの由来となっていると思われる、愛ましましな印象を受ける「愛マシマシーン」からスタートだ。ゆったりとしたメロディの中にさやかの声が芯を持って響き、こころの歌声がそれを優しく包み込む雰囲気の名曲だ。以後、2人の美しいハーモニー会場を満たしていくのだが、途中に挟まれるMCパートは、パートごとに1曲分(4分)から2曲分(8分)の時間を割いており(笑)、さやかのトークも絶好調な様子。15曲分の歌唱時間が約60分、ト―クが約30分であり、割合は2:1。全体の1/3をトークが占めるという関西勢ならではの構成と言えるだろうか。かつては、さやか10、こころ0ぐらいのトークの割合だったように記憶しているが、いまではそれが7:3ぐらいになり、こころも積極的にトークに参加するようになった。

 以後は、下に記述した曲目を披露していくが、MCパートでのさやかのトークも段々と本領(?)を発揮していく。特にネタを用意しているわけではないとのことだが、レベル36を迎えて(さやかは9/10生まれ こころは一足早く7月に到達)、自らが大好きという「アニバーサリー」の歌唱後には、同曲のファンをいじりまくり。かと思えば、(ファン同士で)結婚したカップルを取り上げたりして、それを微笑みながら見守っているこころはまさに菩薩のよう(笑)。その「アニバーサリー」歌唱中には、歌詞の一部「一緒に過ごす8回めの~」を「一緒に過ごす36歳の~」と替え歌するなど、こころの成長も大いに感じた次第。

 その他では、この年になると(楽屋で)健康の話ばっかりになる、朋友 真理ちゃん(ミライスカート+)をただただ絶賛する話(初の海外遠征に連れて行ってもらったなど)、台湾(外国)で電車の改札に引っかかったこころが、ひとりで対処した話、下北沢に来る際の乗り換え(JRから京王井の頭線)で苦労した話、新宿駅で迷子になりかけた話などなど、止まらぬエピソードトーク(?)でファンの爆笑をさらっていた(果てはマネージャーも標的になっていた・笑)。

 そして最後には、今回ここモナレコードとともに東京でのさらなる飛躍を願い、次回はソールドアウト(満員)にしたい! と意気込んで終演となった。

 現在はミライスカート+とのツアー「ココちゃん マリちゃん サンちゃんの宝探しツアー! 2024-2025」も実施中で、次回は10月20日、地元 島根で開催予定だ。東京は2025年1月11日となっている。

曲目
1 「愛マシマシーン」
2 「ワイのトス&バッティング」
 MC
3 「アニバーサリー」(フルver)
4 「Show wa Disco」
 MC
5 「SHI.MA.NE」
6 」ワイトバの!ごっついのかっとばすぜ」
 MC
7 「last summer」
8 「RECALL」
 MC
9 「ビューティフルデイズ」
10 「最愛」
11 「RADIO STAR」
 MC
12 「HAPPY TOGETHER」
13 「キミラシック」
14 「ダーリン」
15 「mellow you」

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