ヴュザミ主催の対バンライブvol.3に、「888STING」「なづ季 澪」「擬人化にゃんた」「岩村華」の4組が出演

 ヴュザミ((LES VIEUX AMIS)が主催する対バンライブ「Fete de la Musique Mignon」の第3回(vol.3)公演が2月28日(金)、浅草橋MANHOLEにて行われた。今回の出演は「888STING」「なづ季 澪」「擬人化にゃんた」「岩村華」の4組(出演順)。ここではそれぞれのステージの模様を簡潔に紹介したい。

 さて、トップバッターは昨年秋に結成の888STING。読み方は「ミツバチスティング」。古い人間にとってはスティングと聞くと、ポール・ニューマンの映画を思い出してしまうが、元々の意味の刺す(激しいロックエモーションで、ファンの心をミツバチのように鋭く刺す)というニュアンスのようだ。ステージでは、ロック感溢れる激しいパフォーマンスを披露してくれた。歌声にはいまだ初々しさもあり、それが激しいフリとのギャップを生み出しているようで、なかなかに興味深いステージを魅せてくれた。長らく浅草橋MANHOLEで取材しているが、初めてスピーカーに足をかけるパフォーマンスを間近で体験できた。楽曲は、「リヴリヴ」をオープニングナンバーに、全6曲を歌唱してくれた。

関連リンク
●公式サイト
●公式 X

 2番手は、CRAYONSのライブも多数ゲスト出演してきたソロアイドルのなづ季 澪(なづき りょう)。昨年8月以来の出演となり、その際の記事にも書いたように、声質は高域寄りによりシフトしているようで、伸びやかな歌声を聴くことができたし、ダンスのステップも軽やかになっており、熟練のステージングを堪能できた次第。歌唱曲は「コントラクトライト」をはじめ、3月2日に出演するという「アイドルベストシンガーコンテスト」で披露するカバー曲を含め、全6曲を披露してくれた。

●関連記事
●公式 X

 3番手は、猫・声優・バンド・モデル・アイドル、という多様な肩書(?)を持つ擬人化にゃんた。プロフィールを見ると2017年にソロデビューとあるので、今年8周年を迎えるベテラン。オープニングナンバーには、歌い上げるような力強さのある「燈ノ行方」を用意し、のっけからステージを彼女の世界観に引き込んでいく。地声は高いようだが、低音ボイスを駆使した歌唱で会場に集まったファンを魅了。以後は「僕らのヒカリ」「NEXT GATE」など全5曲を披露してくれた。5月13日にはセカンドワンマンも予定されているそうだ。

●関連記事
●公式サイト
●公式 X

 トリは、前回に続いての出演となる岩村華。歌唱では、高域の伸びが増しているようで、前回以上に煌めき感のある歌声が堪能できた。ステージでは、カバー曲、オリジナル曲(夢はここから/ノスタルジックメモリーズ)を織り交ぜながら、全5曲を歌唱してくれた。前回もお伝えしたように、3月8日には「岩村華 生誕祭2025」が、池袋で開催予定となっている。そこでは新曲・新衣装も披露されるということだ。

●関連記事
●公式サイト
●公式 X

 なお、次回vol.4は、3月28日(金)に開催予定。詳細は後日発表。

●ヴュザミ 公式X