「いちごみるく色に染まりたい。」、リーダー「安土姫華」の昇格記念の周年ライブを賑やかに開催。「松下愛來」「片山和奏」の染友昇格も発表

　アイドルグループいちごみるく色に染まりたい。のリーダー安土姫華の正規メンバーへの昇格記念を祝う周年ライブが11月2日（日）、GOTANDA G7で開催の「セカイベフェス vol.86」内の単独公演として行われた。

　この日は、2021年（正確には11月3日）に、安土姫華が染友から正規メンバーに昇格したことを記念したお祝いのステージであり、メンバーは愛らしい姫衣装で登場。主役の安土は、頭上にティアラを着けて、際立つ美しさを放っていた。

　今回の出演は一期、鷹宮がお休みで、安土姫華、あやね、松下愛來、片山和奏の4人。

　さてライブの方は、15時ぴったりに始まり、メンバーは恒例のSEに乗って颯爽と登場、まずは「ハートピース」を賑やかに歌唱する。前回も書いたように、最近はこのメンバー（今回は二人休みだが）での出演も多く、より一体感の増したステージを見せてくれた。歌唱中に何度も入る「ハッピー」の掛け声も愛らしく、わちゃわちゃとした賑やかさも楽しいもの。続く「キミ色塗りたて注意書き」でのその雰囲気は変わらず、ソロパートでの声の安定度も格段に増したように思う。

　MCパートでは、ファンからの祝いの花束を贈られた安土は、昇格した日のことを思い出語りするとともに、ファンへの感謝を口にしていた。

　そして次へ……という段になって、“重要書類”と書かれた封筒が安土へ届き、「チャンスの順番が来ました」という前置きの後、松下と片山の染友への昇格が発表された。

　二人は突然の発表に驚きつつも、「染友としてたくさんの愛を届けます。頑張ります」（松下）、「姫華ちゃんのような正規メンバーに近づけるように、染友として頑張っていきます」（片山）としっかりとしたコメントをしていた。

　以後は、賑やかさとより一体感の増した「ロリポップ」、ファンからの大きな声援を受けながらオーラスの「ガチ恋プロミスファンタジー」を元気いっぱいに歌唱して、終了となった。

　以下、ライブ前に行ったインタビューの模様を紹介します（この時点では、松下・片山の染友昇格は内緒）。

――よろしくお願いします。安土さん、いよいよ昇格記念日を迎えました。今の心境をお願いします。

安土姫華　お陰様で4周年目を迎えることができました。今日は4年前の昇格できた日のことをすごく思い出していて、当時、正規メンバーのみなさんを見ていた時に、（ステージで）全曲出られるのが羨ましいなとか、ファンの人への対応もレベルが高くて素敵だなって思っていたので、その正規メンバーになれたのがすごくうれしくて、（発表された時に）めっちゃガン泣きしたんです。それからもう4年も経ったんだとすごく実感していますし、4年もいちみるに携われていること、正規メンバーとして全曲出られることが、とても嬉しいです。（正規メンバーになって）最初に出られるようになった時に感じたうれしいっていう気持ちを忘れずに、これからも楽しく、姫らしく頑張りたいと思います。

――今日、安土さんの記念日を迎えていかがですか？

あやね　おめでとうございます。本当に正規メンバーってすごいと思うし、私にとっても憧れだし、姫ちゃんって本当に素敵だなって思います。これからも頑張ってください。

松下愛來　おめでとうございます。メンバーになってもう5年も活動しているのがすごいなって思います。もう大先輩ですよね（笑）。これからも、一緒に頑張っていきたいです。

片山和奏　姫華ちゃんおめでとう。正規メンバーとしてみんなを引っ張ってくれるし、ファンへの対応も素敵だし、ダンスも歌も1人だけ飛び抜けて上手なので、私も、そうなれるように頑張りたいです。

――今日の曲目の特徴は？

安土　いちみるらしい元気な曲が私は好きなので、元気な曲を詰め込んだのと、最近になって、この曲って今の自分の心情にぴったりだなって思っている曲を入れてみました。

――ソロはないんですか？

安土　ありません、やりません（笑）。

――衣装のポイントは？

安土　姫（安土）にぴったりの、姫衣装にしました。あとは正規メンバーの特権（正規メンバーしか着けられない）でもある、ティアラを着けてみました。

――最後に近況をお願いします。

安土　入試が迫っているので頑張ります。