ホラーとコメディの要素が入り混じった痛快な一作。「異常行動を繰り返し、医療の力ではどうにもならない妹を助けてほしい」という依頼を精神科医の姉から受けた「悪魔祓いチーム」が大活躍する内容といえばいいか。折しも世の中は悪魔崇拝のカルト集団によって混乱していた。いつまでもその状況ではいけない、と意気ごむのが、どこか謎めいた過去を持つ肉体派の社長・バウと、悪魔と交信するエクソシスト・シャロン、情報収集にすぐれたキムの3人組だ。

いわば「とりついたもの」を除去して撲滅する作業であるのだが、鋼鉄の肉体を持つバウは、細かいことには頓着しない。飛び出してきて物理的攻撃を仕掛けてくる悪魔たちを殴り、蹴り、力でやっつける。迫力たっぷりのアクションだ。このあたり、さすが「マ・ドンソクの映画ならではだなあ」という感心と爽快感を与えてくれる。シャロン役を少女時代のソヒョンが担当しているのも話題となろう。監督・脚本はこれが長編初となるイム・デヒ、アクション監督はホ・ミョンヘン。
映画『悪魔祓い株式会社』
12月12日(金) 全国ロードショー
監督:イム・デビ
配給:ギャガ
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