「ミライスカート+」、9か月ぶりの東京ライブ! 10月に発売されたファースト・アルバムの曲を中心に新たな世界で魅了

 “ただいま!”という声が場内に鳴り響き、オーディエンスは無言のまま思い思いのアクションでそれに応えた。

 京都を拠点とする児島真理奈のソロユニット、ミライスカート+(プラス)が12月20日、東京・六本木VARITで開催された「JaccaPoP Presents 天国 Vol.9」に登場。3月22日・新宿FATEの「JaccaPoP presents~ラムネ~vol.4」以来、ちょうど9カ月ぶりに、東京のファンの前でライブ・パフォーマンスを行なった。

 2020年、地球にも児島真理奈にも大きな変化があった。さらなる進化を遂げるため“ミラミラの日”3月3日にミライスカートからミライスカート+へと改名、10月11日にはファースト・アルバム『C3Tones』(シーキューブドトーンズ)を発表。ついに、2014年に4人組としてインディーズデビューして以来の悲願“アルバム・リリース”が達成された。しかもここでは、agehaspringsとのコラボレーションも約4年半ぶりに復活している。さらに夏には明石家さんまのテレビ番組「明石家電視台」に登場、ライブ配信“ナモナイ音楽会”収録の舞台裏やヨーロッパでの活躍ぶりも紹介され(母堂もリモートで特別出演)、いっそう認知度が増したに違いない。

 新オーバーチュア「OVERTURE 2020s #herecomesthemirai」に続いて歌い始めたのは、2019年発売のシングルから児島真理奈名義曲「あなたとなら」。森高千里への敬意を感じさせる音作りと歌詞(といっても「のぞかないで」や「はだかにはならない」の頃ではなく、もっと後の、顎関節症でライブを休んでいた時期のマイルドな曲調)を通して改めてファンへの思いを伝え、続いて“ミライスカート+ってこんなんなってるんや、って聴いてほしいと思います”と、いよいよ『C3Tones』からの曲を東京で解き放つ。

 「Moving Light」、ミラーボールが回りまくるダンサブルな「春夏秋冬 Dancer」、“天国というライブ・タイトルにちなんで、天国っぽい神秘的な曲を”ということで「カガヤクイノチ」、さらにアルバム冒頭に入っている「SPARK 4 PATh」を熱唱した。2016年以前の曲は当然ながらグループ用に作られていて、それを単独活動後の児島は工夫を凝らして(アレンジして)、ひとりで歌い踊っていたわけだが、この日パフォーマンスした最近の曲はすべてソロ・アーティストとしての児島真理奈/ミライスカート+のために宛て書きされたもの。そこが以前のセットリストとの大きな違いだ。

 「大好きなJaccaPoPのふたりのおかげで、再び東京でライブができるようになった」と語る児島真理奈。東京では12月23日にも下北沢・LIVEHOLICでライブを行ない(「Skream!編集部&LIVEHOLIC店長がオススメするアイドル企画「IDOLINK」Part.2」)、26日には京都・CLUB METROで年内最後のワンマン「ミライスカート+ 単独ライブ vol.6~See you next year!またね~」を開催する。

 次回のJaccaPoPイベント「JaccaPoP presents ラムネ vol.10」(新宿FATE)への登場は来年の1月16日。アルバム『C3Tones』はホームページからだけではなく、現場で本人から購入することもできる。

ミライスカート+公式 https://www.miraiskirtplus.com/
ミライスカート+ツイッター https://twitter.com/miraiskirt_MK

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