映画『明け方の若者たち』のキャスト解禁! 「黒島結菜」「井上祐貴」からコメント

 Twitterでの“妄想ツイート”が話題となり、140字で人々を魅了し続け獲得したフォロワーは14万人以上。10~20代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター、カツセマサヒコ。デビュー作は安達祐実、村山由佳、尾崎世界観、紗倉まな、今泉力哉、長谷川朗など各界の著名人や書店員から推薦の声が集まり、Amazon日本文芸ランキング1位(2020年5月18日調べ)、王様のブランチBOOKRANKING2位(2020年6月27日放送)、AppleBooks新人賞受賞など、大ヒットを記録した。昨年6月の発売前から重版が決定した話題の青春恋愛小説『明け方の若者たち』(幻冬舎)が北村匠海主演で映画化。

 この度、北村演じる主人公<僕>の20代の喜びと苦しみがない混ぜになった青春を彩る主要キャストほか全出演者を解禁! 主要キャストのコメントに加え、松本花奈監督からのキャストについてのコメントも公開いたします!

<僕 >(北村匠海)の日々は
<彼女>(黒島結菜)に満たされ、
<尚人>(井上祐貴)に支えられていた。

 明大前の飲み会で<僕>が一目ぼれする<彼女>を演じるのは、映画『カツベン!』(19/周防正行)で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、今年3月に2022年放送開始予定のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務めることが発表されたばかりの注目の女優黒島結菜

 “LINEよりも手紙が似合いそうだし、パスタよりもそばが似合いそう”な<僕>のタイプドストライクの、魅力と美しさを兼ね備えた<彼女>を自然体で演じきり、恋と仕事、そして秘密をまとった<彼女>を体現しています。

 そして、新入社員の<僕>の同期で後に親友となる<尚人>役には、「ウルトラマンタイガ」(19/テレビ東京)で主演を務めて以降、数々のドラマや映画で活躍の場を広げ、実力をつけている人気急上昇中の俳優井上祐貴が抜擢。高いポテンシャルと意識を持ち優秀であるにも関わらず、希望とは程遠い部署に配属される<尚人>。同じく現実と理想のギャップに悩む<僕>を近くで支える重役を見事に演じます。

 <僕>と<彼女>と<尚人>の、学生時代から社会人へ人生が動いていく様は、共感度たっぷりなリアリティを持ちながら、同時に「人を愛する」気持ちを赤裸々に表現した「今」の同世代へエールを送る作品となっています。

 <僕>の母・知子役を演じるのは数々の映画やテレビドラマに出演経験のあるベテラン女優の高橋ひとみ。その経験から培った圧倒的な演技力で“普通”な青年の“普通”な母を演じます。

 <僕>と<彼女>の出会いの場となる沖縄料理屋の女将役には演劇だけでなくバラエティでも活躍し人気の絶えない濱田マリ。そのコミカルな明るい演技で彼女が描き出したのはまさにみんなの女将。

 <僕>が友人に連れられて訪れた風俗で出会う風俗嬢・ミカ役として佐津川愛美。豊富な経験から培った圧倒的な演技で、<僕>のの心のわだかまりを解く柔らかな女性を演じます。

 <僕>の上司・中山役に、多数の映画やテレビドラマ、CMで幅広い注目を浴びる山中崇。安定感のある演技で<僕>に理想と現実のギャップを実感させる上司の姿を表現。

 <僕>と尚人の同期・黒澤役を演じるのは映画『チア男子!!』(19/風間太樹)や『弱虫ペダル』(20/棚澤孝義)などへ出演した期待の俳優菅原健。<僕>の冴えない社会人生活の一部となる同期社員を見事に演じます。

 <僕>が物語冒頭で参加する明大前での「勝ち組飲み」の主催者であり、同級生・石田役に映画『最初の晩餐』(19/常盤司郎)への出演で第34回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞した新進気鋭の若手俳優楽駆を抜擢。

 3人を取り巻く人々のコラボレーションも見逃せません。

映画『明け方の若者たち』

【あらすじ】
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」
その16文字から始まった、沼のような5年間。
明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。
本多劇場で観た舞台。「写ルンです」で撮った江ノ島。ふたりのために買ったセミダブルベッド。フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり・・・。
世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、””こんなハズじゃなかった人生””に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車。夢見た未来とは異なる現在。深夜の高円寺の公園と親友だけが、救いだったあの頃。
人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。

▽黒島結菜 プロフィール
1997年3月15日、沖縄県生まれ。A型。2011年、「ウィルコム沖縄のイメージガールコンテスト」で沖縄美少女図鑑賞を受賞し芸能界入り。2013年、映画『ひまわり~沖縄は忘れない あの日の空を~』(及川善弘)で女優デビュー。2019年には映画『カツベン!』(周防正行)で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年放送開始予定のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務めることが発表された。

▽井上祐貴 プロフィール
1996年6月6日、広島県生まれ。AB型。2017年、「第42回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞し、翌年芸能界入り。2019年、特撮ドラマ『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京系)でドラマ初主演を果たす。2021年は3月5日から主演映画『NO CALL NO LIFE』(井樫彩)が上映開始されたほか、6月25日から主演映画『Bittersand』(杉岡知哉) が公開予定。

▽黒島結菜 コメント
台詞を言葉にするのがとても難しくてわからないことだらけでしたが、今のわたしにできる精一杯ができたと思います。
北村くんとは3回目の共演だったので、安心して現場で過ごすことができ、井上くんは初めてなのに初めてじゃないような不思議な人でとても楽しくお芝居ができました。松本監督の演出は常に新しくて、ニヤッとしてしまうくらい面白かったです。
撮影が終わって少し経ちますが、今思い出すとすごく純粋で美しい時間でした。
誠実で一生懸命なこの物語を多くの方に見て感じていただけると嬉しいです。

▽井上祐貴 コメント
脚本を読んだ時、同世代の登場人物に共感して、とても楽しく読み進めました。
撮影合間の北村くんや黒島さんとの他愛もない会話も、まるで劇中の1シーンに感じる様な現場で、撮影中はそんな感覚で過ごしていました。
僕が演じさせて頂いた古賀尚人は、カッコよくてなんでもこなせる。でもその裏には努力やプライドがあるんだろうなと演じながら感じました。僕自身尚人からたくさん刺激を受けたこの作品。今は完成が楽しみです。

▽松本花奈監督 コメント
<黒島結菜を撮影して>
冒頭、沖縄料理屋での飲み会のシーンで、皆の輪に混ざろうとせず時間を持て余したように、ただそこに”いる”だけの「彼女」の姿をモニター越しに見たとき、思い描いていた「彼女」像とあまりに一致していて心臓がバクバクしたことを覚えています。黒島さんご自身は撮影の合間などは北村さんたちとワイワイ喋ったりしていて、とてもポジティブな空気感を纏われている方だという印象を受けました。ですが、カメラが回って「彼女」を演じ始めるとガラッと変わり、どこかセンシティブでつかみどころのない空気感を纏われていて、その振り幅に驚きました。「僕」から見た「彼女」の視点だけでは描ききれない”不安定さ”が「彼女」への興味が尽きない理由なのだと感じました。

<井上祐貴を撮影して>
井上さんとは今回2度目だったのですが、またご一緒することができて嬉しかったです。尚人という役柄は、友達想いで仕事への意欲もあり、良いときも悪いときも常にその時々のベストを追求できる男です。一見何でも出来すぎて嫌な奴にも見えそうですが、井上さんはそんな尚人をとても人間味溢れる人物として演じてくれました。描かれないところでの彼の悩みや葛藤が滲んでいるからこそ、一層愛される人物になっているかと思います。また北村さんや菅原さんとは実際仲が良さそうで、3人のシーンでちょいちょい挟まれるアドリブがリアルで面白かったです。

2022年お正月 全国ロードショー

北村匠海
黒島結菜 井上祐貴
山中崇 楽駆 菅原健 高橋春織 三島ゆたか 岩本淳 境浩一朗 永島聖羅 木崎絹子 寺田ムロラン 田原イサヲ わちみなみ 新田さちか 宮島はるか 佐津川愛美 高橋ひとみ/濱田マリ

監督:松本花奈
脚本:小寺和久
原作:カツセマサヒコ「明け方の若者たち」(幻冬舎刊)
公式サイト http://akegata-movie.com/
公式twitter https://twitter.com/akewaka_info