- 2024年6月30日
中越地震復興20年祈念のドキュメンタリー映画。「花火」の持つスピリチュアリティを打ち出した一作
新潟県の夏の風物詩である「長岡花火大会」にまつわる一作。この大会、私も名前だけは存じていたが、「こういう背景があったとは」「こういう願いが込められていたとは」等、初めて知る事項もいっぱいあり、あえて全国公開の映画にした理由も理解できた。 幕末の北越戊辰戦争(日本史上最大規模の内戦との声もある)で […]
新潟県の夏の風物詩である「長岡花火大会」にまつわる一作。この大会、私も名前だけは存じていたが、「こういう背景があったとは」「こういう願いが込められていたとは」等、初めて知る事項もいっぱいあり、あえて全国公開の映画にした理由も理解できた。 幕末の北越戊辰戦争(日本史上最大規模の内戦との声もある)で […]
邦題――『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』――がすべてを語っている。一卵双生児のユーとミーが過ごした、ひと夏の物語。ふたりは外見がとても似ていて、しかもとても仲がいい。当然ながら好みも似ていて、食べ物や服など、いろんなものを分け合ってきた。が、ここに、「シェアできない」出来事が生まれる。同じ青 […]
実際にこんなことがあったら、しかもそれが自分の配偶者の身に起こったら、「夜が怖くてたまらなくなる」はずだ。が、この映画にはコメディの風味もあり、SF的なところもあり、同時にしっかりラブストーリーとして成立している。味付けにグラデーションがある。 夫・ヒョンスと妻・スジンは高層マンションに住んで安 […]
タイトルが興味深い。どんな内容か想像できないあやしさがあるのに、語感がキャッチーだから、見たくなってくる。 加藤雅也が、下関市出身のグ スーヨン監督と、やはり同市出身の深町友里恵に「下関発のオリジナルムービーを撮ろう」と呼びかけたことで、この作品ができたという。また脚本にはグ監督の実弟、具光然が […]
アメリカ・マサチューセッツ州にある名門学校を舞台にした、クリスマス・シーズンの物語と言えばいいだろうか。時期は1970年。中心となるのは堅物の古代史教師・ハナム、母との旅行を楽しみにしていたが(母の事情により)反故にされた生徒アンガス、ひとり息子をベトナム戦争で失った料理長のメアリー。他の生徒やス […]
映画『つゆのあとさき』が、6月22日よりユーロスペースほか全国順次公開となった。初日の6月22日(土)にはユーロスペースにて、高橋ユキノ、西野凪沙、吉田伶香、山嵜晋平監督、スペシャルゲスト佐々木チワワが登壇する舞台挨拶が実施された。 ● ● 作家・永井荷風による […]
1941年、ナチズムの嵐が吹き荒れる中、目の前で恋人をナチスによって殺されたポーランド系ユダヤ人が、「フランス人」に扮することでサヴァイヴし、おろかナチス将校たちの妻を次々と誘惑して、いささかなりとも私恨を晴らしていた話――――ということになろうか。原作は検閲で大きく削除された後、1961年に出版 […]
説明不要の鬼才監督ヴィム・ヴェンダースが、同じ1945年に生まれ、同じ母国(ドイツ)を持つ芸術家アンゼルム・キーファーを描く。ヴェンダースとキーファーの組み合わせなのだから、それだけで、たまらなくアーティスティックな香りが漂ってくる。キーファーを題材にしているといっても、まだ彼が若手だった頃に収録 […]
スタジオケーズの6月公演となる「ネーチャンズ☆2024」のゲネプロの模様がマスコミ・関係者に公開された。これは、人気の演劇カンパニー・カラスカとのコラボ作品となる、誰もが楽しめ笑って泣けるエンターテイメント舞台だ。 本作は2019年に上演され、好評を博した舞台「ネーチャンズ☆8」の約5年ぶりのリ […]
この映画には3つのファクターがあると感じられた。ひとつは、具志堅隆松という、40年以上にわたって沖縄戦の戦没者の遺骨をボランティアで蒐集している男性の存在。もうひとつは、沖縄戦の犠牲になった大叔母の生きた痕跡を探す本作の監督・撮影・編集の奥間勝也。さらにもうひとつは、戦争の犠牲になった者(それは日 […]