「ミライスカート+」が10か月ぶりに東京定期公演を再開。ソロユニットになって5年、“+”がついて2年、喜びいっぱいのステージ

 昨年5月15日の公演から、ちょうど10カ月ぶり。“東京のホーム”、下北沢LIVEHOLICに歌声が響きわたった。

 京都を拠点とする児島真理奈のソロユニット、ミライスカート+(プラス)が3月12日(土)、東京・下北沢LIVEHOLICでワンマンライブ「おいでやすギュッとミライスカート+vol.6~ #ミラスカホリック 復活!拡大版!~」を開催。原点にあたる曲から近年のレパートリーまでを熱唱し、東京における定期公演の再開をファンと共に祝った。

 既報の通り、体調を崩しがちだった児島は、いまから1年ほど前に休養を決め、昨年夏に手術を受けた。「あと何回、自分はLIVEHOLICで定期公演ができるんだろうと思っていました」。7月3日に予定されていた定期公演で、自分の声で東京のファンに休養を告げる予定だったが、豪雨のため新幹線が止まってしまい、何時間も車中に閉じ込められたまま、公演場所に到着することなく手術の時を迎えた。大変、心残りであっただろうことは想像するまでもない。

 「今日、復活という日を迎えられて本当に嬉しかったし、私やまわりのアイドルの友達の健康意識も高まったような気がします。みんなで元気に過ごしていけたらいいですね」。この3月12日、児島真理奈の歌、ダンス、MCはすべて完全復調といった感じだ。

 森高千里へのリスペクトを込めた「あなたとなら」に始まり、原点にあたるという「ハンナリ★スター」、アルバム『C3Tones(シーキューブドトーンズ)』収録曲でネオアコ~渋谷系の香りも漂う「タイヨウの季節」、ミライスカートという名称とも深く関係する「鉄則Aライン」など、デビュー以来の楽曲を喜びたっぷりに歌いあげ、MCではしっかり笑いをとりつつ、「これから4月、新学期ということでミライスカート+もどんどん変化、進化していきたい。新曲を引っさげて帰ってこれたら」と、意欲いっぱいに語った。

 ミライスカートに児島が加入して8年(その当時は4人組だった)、ソロユニットになって5年、“+”がついて2年。ミラスカの“攻め”がますます楽しみになってきた。

 次回東京定期公演は4月9日(土)、下北沢LIVEHOLICにて。6月12日(日)には京都・club METROにてアニバーサリー・ワンマンライブが開催される。

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