「九州女子翼」、結成6年目の東京遠征を「GIG TAKAHASHI 2」からスタート。熱気あふれる極上のパフォーマンスでファンを魅了

 九州発のガールズグループ 九州女子翼が11月3日、原宿RUIDOで行われた対バンイベント「H.I.P. presents GIG TAKAHASHI 2~高崎フリーズ今までありがとう! 今年は原宿RUIDOで!~」に出演。この10月に結成5周年を迎え、6年目入っての東京遠征一発めのライブにこの「GIG TAKAHASHI 2」を選び、同対バンの放つ熱気をさらに高めるような極熱のパフォーマンスで、会場に集まった多くのファンを魅了していた。ここでは12時からの1部の模様を紹介したい。

 さて、九州女子翼は「二丁目の魁カミングアウト」に続いて2グループめ(O.A.を含めると3グループめ)に登場だ。久々の「REDSTYLE」SEからのスタートとなったが、その背中からは、これまでよりも一段も二段も強まった圧を感じる威容を具えたものに。先に記してしまえば、二丁目~が盛り上げてくれた会場の雰囲気をさらに高める、圧巻のステージを構築してくれた。

 オープニングナンバーの「赤の流れ」から、特に実玖の勢いは素晴らしく、その表情に、目に、動きに、歌声に、魂が込められており、6年目に向けた強い意気込みをそのパフォーマンスにて体現しているかのよう。それと呼応するかのように、詩絵里も、鈴川瑠菜も、花音も、その圧が、勢いが、さらに高まっていくのが見ているこちらにも感じられるほど。撮影をしている記者のすぐ横にいたITR社長が、会場一ノリノリであったことが、その証左と言えようか。

 以後は「LOCKON「fair wind」「Welcome To The Music」「空への咆哮」「キミは太陽」と、まさに今の九州女子翼の勢いを思う存分発揮できる曲目を用意し、メンバー自身の熱量だけでなく、会場に集まったファン(チケットは早々にソールドアウトしていた)をも巻き込みながら大きなうねりを生み出すなど、まさにGIGを感じさせてくれる空間に。久しく忘れていた、コロナ禍前には普通にあった“熱気”を思い出させてくれる、極上のパフォーマンスとなっていた。

 ちなみに、本対バンには、先述の「二丁目の魁カミングアウト」のほかに「まなみのりさ」も出演しており、先月、女子翼メンバーのコロナ罹患で中止になってしまった2組それぞれとの2マンが、ここ原宿RUIDOで実現したかのようであった。

また、終演後には、年明け1月から2月にかけて行われるツアー『GIG TAKAHASHI 2 TOUR 2023』も発表された。九州女子翼も出演予定だ。

●『GIG TAKAHASHI 2 TOUR 2023』
2023年1月21日(土) @新宿BLAZE
2023年1月22日(日) @名古屋クラブクアトロ
2023年1月28日(土) @ESAKA MUSE
2023年1月29日(日) @広島LIVE VANQUISH
2023年2月4日(土) @ Zepp Haneda

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鈴川瑠菜ツイッター
花音ツイッター