「九州女子翼」、赤と黒と白の競演。東京定期二幕目で、一段と気合の入ったカバーを披露

 4人組のガールズグループ九州女子翼が12月10日(土)、AKIBAカルチャーズ劇場にて、月一恒例の定期公演「州女子翼定期公演 第五十六片 in TOKYO」を開催。今年最後の東京定期で、渾身のパフォーマンスを発揮していた。ここではその東京定期の中から、一幕目と二幕目の模様を紹介したい(三幕目は後ほど)。

 さて、一幕目はこちらも6年目に入って恒例の「クイズファンオネア2022」のファイナル。メンバーが出すお題に会場のファンが答えていく(勝ち抜き)、というもので、物まねがあったり(似てません・笑)、私物当て(答えしーちゃん)、一部分のダンス披露での楽曲当て、などが出題されていた。正解者が0になると女子翼の勝利となり、景品(?)は豪華な夕食(この日は、牛タン)。ということでにんじんで釣られたメンバー(?)は気合も充分であったが、ファンの鑑識眼の高さに玉砕(笑)。であったが、運営のクレメンティアによって豪華夕食にありつき、喜びの中、舌鼓を打ったようであった。

 さて二幕目は「ソロカバー曲コーナー」。メンバーはいつもの赤女子翼とは違う衣装に身を包み、黒女子翼、白女子翼、幼女翼(?)といった雰囲気でカバー曲を熱唱。冒頭、4名体制での全身黒のシックな装いで、荘厳なイメージを持つ楽曲を力強く歌唱。続いては実玖、詩絵里、花音の3人で、こちらもダークというか強めの印象の楽曲をハードに歌いこなしていた。鈴川瑠菜はソロで、90年代の冬のアノ代表曲を、アニソン歌手のような出で立ちで歌い切っていた(少し力み過ぎな印象も)。続いては、実玖と花音のデュエットとなり、白女子翼の可憐な衣装……なのだが、見た目は園児服(すみません)。声質が似ているからか、ユニゾン的な歌声が楽しめた。詩絵里&鈴川のデュエットでは、鈴川は先の緊張が解けたのか、見事な高域を披露してくれ、詩絵里との豊かなハーモニーを聴かせてくれた。

 最後は、4人での劇場限定曲「キミと描きたいShiny Days」&「ぎゅっと手をつないで」を披露。さすがに歌い慣れているだけあって、厚みや伸びやかさのある歌声で、会場のファンを魅了していた。

※三幕目のライブレポートは後ほど

 さて、1~3月クールの東京定期の開催も決定し、次回は年明けすぐ、2023年1月5日(木)に、AKIBAカルチャーズ劇場で行われる予定だ。その後は2月2日(木)、3月2日(木)の日程が発表されている。

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