アイドルグループCRAYONS(クレヨンズ)の月一開催の定期公演が3月21日、彼女たちのホームでもある浅草橋MANHOLEで行われた。今回のゲストは、1月に続いての「カンシャクノヒナ」、そして「じゆりぴ」の2組を迎え、時間にしておよそ2時間、旧クレヨンズの雰囲気も感じられる賑やかなライブを展開してくれた。ここでは13時からの1部の模様を紹介したい。
トップバッターはもちろん、主催でもあるクレヨンズであり、サイリウムを使う「逡巡のエモーション」を歌唱して、まずは会場の空気を温めていた。ちなみに、冒頭の後半には、彼女たちの事務所の新人となる「小鳥遊そら」が登場。可愛らしく自己紹介&自己PRをしていた。
要約すると、2005年4月26日生まれ、A型、おうし座、好きなパーツはえくぼ、特技は高速瞬き(笑)、趣味はライブ観賞、小さいころは知らない人にすぐについていってしまう人懐っこい子だったそうで、好きな音楽ジャンルはアニソン、J-POP、K-POP、などなど。カラオケの十八番は「God Knows」だそう。今後は、「チアダンスで培った笑顔と向上心で、早くステージに立てるように頑張る」と、意気込みを口にしていた。
第2ブロックは、ゲスト・カンシャクノヒナのステージだ。1月は、誉あうが体調不良のため、なづ季澪1名のパフォーマンスとなっていたが、今回は無事完全体での出演。ハーモニーの美しい「ユートピア」から始まり、「Brave You」「コントラクトライト」など全6曲を披露してくれた。やはり、二人揃うと歌唱には厚みが増し、ダンスパフォーマンスも立体感のある構成となり、見どころも充分、素敵なステージを魅せてくれた。ちなみに、現体制は4月20日までで、以後は新体制での活動になるそうだ。
▼カンシャクノヒナ
https://kansyakunohina.jimdofree.com/
第3ブロックは二組目のゲストじゆりぴの登場だ。名刺に記載される「ポエトリーリーディングロックソロアイドル」という肩書(?)の通り、メロディに載せて発せられる魂の発露のような歌詞は、コンテンポラリー的なダンスパフォーマンスと合わせ、新鮮な感覚を提供してくれた。来週3月29日(水)には、新宿SAMURAIで主催ライブを開催するそうで、「会場に100名集めたいです。よろしくお願いします」とPRしていた。
▼じゆりぴ
https://twitter.com/JIYURIPI
そして最後の第4ブロックは主催のクレヨンズの登場だ。恒例のSEに乗って、制服に衣装チェンジした姿で颯爽と登場。優萌曰く「清楚系」にまとめているそうで、10代らしいフレッシュさを振りまきつつ、レベルアップしたダンスパフォーマンスで観客をわかしていた。記者の見るところでは、昨年11月のデビューライブのころに比べると、主にダンスの切れ味、動きの正確さは各段に増しているようで、「Brand New Dream」の連続ジャンプも難なく(はないと思うが)こなし、「片想い」のバレーのブロックのように見えるダンスも、楽しそうに踊っていた。個人的には早く「「Vault」や「びょんびょんBEYOND!」のパフォーマンスを見たいという期待が高まってきた。なお、途中にはカバー曲コーナーも設けられ、今回はBiSHの「オーケストラ」を歌唱。レベルアップしたダンスで、原曲の世界観を見事に再現してくれていた。
次回定期公演は4月21日(金)に、ここ浅草橋MAHOLEで開催予定だ。
なお、現在は夏開催のTIF2023への出場をかけた2次予選に参加中で、4月10日~16日にかけてはショウルームを使ったオーディション配信が行われる予定だ。
クレヨンズ ライブ本編曲目
・Scan Me
・We are CRAYONS
・Brand New Dream
・カバー オーケストラ(bish)
・憂鬱な檸檬
・Shiny Dream
・片想い