ユーゴー原作のアクション/ダーク・ファンタジー映画『美男ペコパンと悪魔』が公開。阿久津仁愛、下尾みう(AKB48)、けいちゃんが舞台挨拶に登壇

 『レ・ミゼラブル』などで知られる文豪ヴィクトル・ユーゴーの唯一無二の世界観を、日本の新進気鋭のアーティストと最新技術を駆使したCGクリエイターチームが協力して忠実に実現した映画『美男ペコパンと悪魔』。婚約者の待つ城へ戻るために、異世界を冒険する主人公のペコパンの前に次々と現れるクリーチャーたち。現代の日本と中世のヨーロッパ大陸がシンクロしながら、倒すか、倒されるか、手に汗握る決死の闘いが最新技術を駆使した驚異のCGにより映像化された。

 横浜国際映画祭にてワールドプレミアを飾った本作は、シネ・リーブル池袋(東京都)、イオンシネマ港北ニュータウン(神奈川県)、イオンシネマ幕張新都心(千葉県)、イオンシネマ守谷(茨城県)、イオンシネマ高崎(群馬県)、イオンシネマ新潟西(新潟県)、イオンシネマ名古屋茶屋(愛知県)、シネ・リーブル梅田(大阪府)、イオンシネマ広島西風新都(広島県)、イオンシネマ防府(山口県)、イオンシネマ今治新都(愛媛県)、イオンシネマ福岡(福岡県)、イオンシネマ熊本(熊本県)にて公開中。

 この度、主人公・ペコパン/隼人役の阿久津仁愛、ヒロイン・ボールドゥール/亜美役のAKB48の下尾みう、本作で初めて映画主題歌を手がけたけいちゃん、松田圭太監督が公開記念舞台挨拶に登壇。阿久津&下尾は、中世ヨーロッパを舞台にした絵本の中の、ぺコパンとボールドゥールの衣装で登壇。4年に渡りミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで主人公・越前リョーマ役を担当した阿久津には、映画初主演となった本作で、アクションだけでなく、乗馬とスケボーも特訓した感想を、AKB48に入ったのは女優になりたかったからという下尾には、念願の映画初主演作で、ボールドゥール役でほぼすっぴんで出演した感想などを話した。
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 松田監督は、フランスの文豪、ヴィクトル・ユーゴーのダーク・ファンタジーを日本映画にしてほしいという依頼を受けた時の感想を聞かれ、「難易度が高いなと思いました。ただ、中世のヨーロッパのファンタジーを再現するって逆に言うと、自由度が高くやれる作品でした。」と答え、クリエイター冥利に尽きる作品だったよう。

 阿久津と下尾は、本作が映画初主演。阿久津は、「めちゃくちゃ嬉しいです。ぜひいっぱい観ていただければと思います。」、下尾は、「AKB48の先輩方が女優さんをして、マルチに活躍されている方が多かったので、そういう方のようになりたいなと思ってAKBを受けて、ようやく女優の仕事をさせていただけることが増えて、今は本当に嬉しいです」と感無量の様子。

 けいちゃんは、主題歌制作の依頼あった時のことを聞かれ、「ガッツポーズをしました。主題歌を担当するのが音楽人生で初めてだったので、『ついに来た』とすごく嬉しかったです」と振り返った。

 撮影前の準備に関しては、阿久津は、「今回の映画ではスケボーだったり、乗馬だったり、アクションだったり、本当に盛りだくさんだったので、本当に貴重な撮影期間を過ごさせていただきました。」と話し、下尾は、「私は阿久津さんに比べたらやることは少なかったんですけれど、糸車を頑張りました。」と話した。

 阿久津は、劇中、乗馬とスケボーを見事に乗りこなしている。阿久津が「乗馬とスケボーは初めてでした。乗馬は、大河ドラマとかのプロのお馬さんで、『乗らせていただいています』っていうくらいすごかったので、心配がなかったです。」と話すと、監督は、「スケボーは若い子はできるんだろうなというイメージで台本を書いちゃっていた。」と告白!監督が、「プロのスケーターも混ざって上手く見えたのでは?」と言うと、阿久津は、「しれっとね!」とお茶目な面を覗かせた。

 下尾は、ボールドゥール役ではほぼすっぴんだそうで、カメラの前ですっぴんというのは初めてだったとのこと。「ヘアメイクさんに『大丈夫ですか?』って100回くらい聞いた気がします。『大丈夫だよ。可愛いよ』と言ってもらって、本番に臨んでいました。」と裏話を披露した。

 最後にメッセージとして、監督は、「いい作品、見応えのある作品に仕上がっていると思うので、楽しんでいただければ。」と話し、けいちゃんは、「こんな一丸となっているチームってなかなかないんじゃないかと思うくらい素晴らしいチームが作った作品なので、ぜひ楽しんで観ていただければ幸いです。」と太鼓判を押した。

 下尾は、「本当に素敵な作品で、たくさんの方に観ていただきたいです。何度も観てください。」、阿久津は、「迫力のあるCG、アクションシーンをお楽しみに! 隼人と亜美のシーンとペコパンとボールドゥールのシーンで色が違ったものが見れるので、楽しみにしてください。」とアピールした。

映画『美男ペコパンと悪魔』

シネ・リーブル池袋、シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開中

阿久津仁愛 下尾みう
梅宮万紗子 遠藤健慎 橘ふみ 梅村実礼 井阪郁巳 逢澤みちる 桝田幸希 希志真ロイ 佐藤考哲 岡崎二朗 堀田眞三 / 吉田メタル

企画・製作総指揮:堀江圭馬 監督・脚本・編集・VFX:松田圭太 原作:ヴィクトル=マリー・ユーゴー「美男ペコパンと悪魔」(翻訳:井上裕子) プロデューサー:梅村 安、嶋田 豪 クリーチャーデザイン:SAZEN LEE、米山啓介、ムラマツアユミ Coプロデューサー:西前俊典、小林智浩/ラインプロデューサー:藤田真一/撮影:今井哲郎/照明:月岡知和/美術:菊地実幸/録音:弥栄裕樹/アクション監督:小原 剛 特殊メイク・造形:梅沢壮一/持ち道具:重田沙織/キャスティング:瀧水和生、長谷部成彦/制作担当:白内雄大/助監督:山口雄也/主題歌:けいちゃん「シンフォニア」(TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS) 配給プロデューサー:佐藤嘉一/宣伝プロデューサー:植田繁/WEB制作:工藤勇生、松浦倫実/制作協力:アーティット/制作:アイエス・フィールド、カラビナ/製作:株式会社ラーテルハート 配給・宣伝:アイエス・フィールド
2023年/日本/カラー/シネマスコープサイズ/5.1ch/99分
(C)2023映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル=マリー・ユーゴー著)

公式WEBサイト
http://is-field.com/pecopin/index.html

フィギュア特設WEBサイト
http://is-field.com/pecopin/figure.html