「九州女子翼」、フォースアルバムの発売を控え、さらに熱量の高まった極上のパフォーマンス。7/9には東京定期を開催

 フォースアルバム『UNIVERSE』(7月4日発売)の発売を控え、ますます勢いに乗るガールズグループ九州女子翼が6月11日、月一恒例の、東京での定期公演「九州女子翼定期公演 第六十二片 in TOKYO~Fly to the Zepp」を、秋葉原のAKIBAカルチャーズ劇場で開催した。

 今回は直前に台湾遠征を行うなど、リリイベも含めて各地で精力的にライブを展開してきており、より気合の入った、熱の高まった極上のステージを魅せてくれた。ここではライブ本編となる三幕目の模様を紹介したい。

 まずはオープニングだが、直近では恒例となっている新アルバム収録の新SE&バック映像付きから始まるのだが、歌唱パート(?)も含まれたその新SEでは、メンバー表情はより魅力的となり、お互いにアイコンタクトする様は、より魅力的な笑顔が堪能でき、まさに魂の朋友が集まったと形容できる雰囲気。新メンバー木城杏菜(4/8お披露目)もすっかりメンバーの中に溶け込んでいて、それが新5人編成の抜群の完成度につながっているようだ。

 さて、そのままオープニングナンバーの「キミは太陽」に移るのだが、これぞ「九州女子翼のステージ」と言わんばかりの熱量の高いパフォーマンスが眼前で繰り広げられており、二幕目で魅せたそれをさらに上回る出来栄えに。コロナ禍の3年間の鬱憤を一気に晴らすかのような、極上の、卓越の、そして圧巻のステージを構築してくれている。

 新メンバー木城にとって、東京定期はまだ3回目(地元開催を含めても定期は5回目)なのだが、他メンバーとの一体感はより高まっており、昨年3月加入の花音と同時期の加入です、と言っても通りそうなほどの上達ぶり。

 今回の定期では、トピックが二つ。現5人編成で初の披露となる「赤の流れ」と「I Am Love」が歌唱されたこと。「赤の流れ」では、冒頭のダイナミックな動きが、より重層的となり、激しさも一段と増した印象。一方の「I Am~」では、最新曲「序曲」で鍛えた個々の歌声と斉唱時の厚みがより濃厚に発揮されているようで、強さ・激しさ一辺倒ではない、女子翼の楽曲のレパートリーの広さ、深さを見事に体現してくれている。

 また、楽曲が増えたことで、クロージングへ向けた盛り上げの道筋も複数構築ができるようになり、上げ-上げから、上げ-しっとり、しっとり-上げ-しっとりというように、多彩な演出を駆使できるようになったところも、彼女たちのパフォーマンスの向上と合わせ、大きな武器になるだろう。

 三幕目を終えてのメンバーのコメントを抄録すると下記の通り。

木城杏菜
ステージ上から皆さんの色々な表情が見られて、パフォーマンスしながら、こんなに素敵なステージに立てていることが、とても嬉しく感じられました。本当に皆さんがいるお陰だと、強く実感しました。ありがとうございます。

花音
6月は、一人でイベント(東京やかんランド)に参加させていただきましたが、そこへ飛び込むことは本当に怖くて、女子翼を背負っていること、女子翼の看板を背負っていることに加えて、女子翼の魅力をもっと伝えないといけないという想いも強くて、そのプレッシャーに押しつぶされそうになりましたけど、メンバーの愛を感じて、ファンの皆さんの応援を受けて、それを乗り越えることができました。

鈴川瑠菜
今日のライブは、言葉にならないぐらい楽しくて! ステージに立つことがこんなに楽しいことなんだって強く感じました。ファーストワンマン(2024年3月17日の開催が明らかになった)、フォースアルバム、その他にもたくさん素敵な予定が決まっています。これからも、応援よろしくお願いします。

詩絵里
ステージ上から皆さんの笑顔を見られるのは、本当に楽しい時間なんだなって感じています。今日はどんなパフォーマンスが見られるのかなっていう、ステージを楽しみに集まってくださる皆さんの期待に応えられていたら、いいなと思います。リハの後に、もっとこうしようよって話し合う姿を見て、本当にいいグループなんだなって思います。絶対に大きくなります。もっと素敵なライブ空間をお届けします。これからもよろしくお願いします。

実玖
今日は女子翼のライブを選んで、足を運んでくださって、本当にありがとうございます。自分の気持ちを言葉にするのは苦手なんですけど、その分、ステージ上では自分の感情が抑えられなくなって、今日は特に、ピューってなってバーンってなれたのは、皆さんのお陰なんだなって感じながらパフォーマンスをすることができました。これからも近くで実玖を見てほしいです。

●三幕目曲目
SE
キミは太陽
Starry Night
赤の流れ
Welcome To The Music
fair wind
I Am Love
空への方向
序曲

 さて、次回東京定期は7月9日(日)に開催(18:30~)。定期直前には、こちらも恒例となる事前の無料ライブ(プレビュー公演17:00~/要 ドリンク代)も予定されている。また、東京定期はフォースアルバム発売週の開催であり、この定期がその締めくくりとなる。

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