「CRAYONS」、新衣装に切れ味鋭いバキバキダンスで、7月度の定期公演を開催。ゲストに「城内彩花」を迎え華やかさもアップ

 アイドルグループCRAYONS(クレヨンズ)の月一開催の定期公演が7月21日(金)、彼女たちのホームでもある浅草橋MANHOLEで行われた。今回は、2月公演に一度招いたことのある城内彩花(きうち さやか)を再びゲストに迎え、夏らしい賑やかで、艶やかな、そして楽しさいっぱいのステージを見せてくれた。

 さて、トップバッターはもちろん主催のクレヨンズの二人。今回のNewは衣装になるそうで、黒を基調に、フリフリを多くあしらった愛らしい仕上がりの新衣装を着用して登場。一見、グループのルーツでもあるノニエルのそれに近いと感じたが、運営に確認してみると、「現メンバーの感じる“かわいい”を前面に打ち出したもの」になるそうで、これから発売される現体制の新曲と合わせ、今のクレヨンズらしさをより打ち出していくことになるそうだ。その新衣装で、「オーケストラ」と「Scan me」を歌唱、激しさとかっこよさが共存するようなパフォーマンスを披露してくれた。

 続く第2ブロックはゲストコーナーだ。今回のゲストは先述した城内彩花。黄緑(緑)を基調にしたスポーティ(記者の年代にはオリビア・ニュートン=ジョンっぽく感じた)な衣装で、「サインはB」「アイドル」などのカバー曲(合計10曲を歌唱)を、元気いっぱいにパフォーマンス。途中には2000年代に世界中でヒットしたビリーズブートキャンプをコミカルにしたような(?)「ぴえヨンブ-トダンス」を、クレヨンズの二人をゲスト(?)に迎え、さらに会場に集まったファンらを巻き込んで、賑やかな雰囲気を醸成していた。舞台活動にも力を入れていて、次回は11月に出演予定という。
城内彩花ツイッター

 最後の第3ブロックは、いよいよクレヨンズのライブ本編だ。上で紹介した新衣装にて、3つのパート(持ち歌/カバー・持ち歌)を全力でステージング。脱皮(イメチェン)途中のLiaは、髪色が明るくなっただけでなくパフォーマンスもより一段上がったようで、ターンの切れ味や動きのダイナミックさには目を見張った。

 一方の優萌は、声質がより愛らしい(スイーティ)方向へと進化し、かつ重心の下がった発声と相まって、耳に心地よい歌声となっていた。まるでセイレーンのよう(笑)。第2パートでのカバー曲「未確認中学生X」は、2018年、Perfo★ism(パフォニズム)結成2周年ライブで聞いた、Rinohila(リノヒラ・当時メンバー二人はリアル中学生)のステージを思い出すような、チャキチャキした動きが印象に残った。

 クレヨンズの次回定期は8月18日(金)、今回と同じ浅草橋MANHOLEにて開催予定。また、8月4、6日には対バンに出演。8月13、14日は仙台へ現体制では初となる遠征を行う予定となる。

※クレヨンズのライブフォトは後日掲載します

※写真追加しました(7/23)

●CRAYONS楽曲
・オーケストラ(カバー)
・Scan Me

・Shiny Dream
・スタートラインズ
・Vault
・星が瞬く夜に(カバー)
・未確認中学生X(カバー)
・ジャンプ(カバー)
・逡巡のエモーション
・片想い

CRAYONSツイッター
Liaツイッター
優萌ツイッター