「九州女子翼」、スカイステージの新たなアンセム曲『翼』を、気迫を込めて世界初披露!

 九州女子翼のTIF2023(TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 supported by にしたんクリニック)の二日目(8/5)は、毎年恒例のラジオ体操(9:45~スマイルガーデン)から始まったが(詳細は後述)、まずはステージはじめとなったスカイステージの模様から紹介したい。

 “九州女子翼”というグループ名からも分かるように、大空をバックにまるで飛翔しているような感覚が味わえるここスカイステージにかける彼女たちの意気込みは半端なく強いものであり、2019年春には、TIFのスカイステージへ向けた楽曲「空への咆哮」(東京での初披露は4月28日開催の東京定期第十六片にて)を発表。そのアンセムとして歌い続けてきたが、今回は、来年3月にグループとしての初のワンマンの開催(Zepp 福岡)が決まったことも含めて、さらに一段高みへと浮揚するための楽曲としての新曲が、この日、ここスカイステージで発表される、というアナウンスがなされてきた。

 そうした背景もあってか、今回はSEなしの板付き始まりだ。こうしたSEなし、あるいは変則SE(昨年のスカイステージなど)での始まりでは、グループの未来を占うような“何か”が発表されることが多いのだが、まさに今回の新曲発表は、そこに描かれる世界観やメロディを鑑みるに、新たな始まりを、さらなる飛翔を、予感させるに充分なものとなっていた。

 オープニングナンバーは、最新アルバム収録の「序曲」であり、この楽曲も壮大さや未来、始まりを感じさせてくれる重厚な仕上がりとなっているのだが、今日披露された新曲は、それをさらに発展させていくかのような、疾走感に溢れた軽快なメロディが強く印象に残った。タイトルはずばり「翼」だ。

 あらかじめ本ステージでの新曲発表がアナウンスされていたこともあり、メンバーの気迫は冒頭から最高潮。各々の表情から、歌声から、そしてパフォーマンスから、直にその勢いを感じ取れるほどであった。このTIFをはじまりに、2024年3月に開催のファーストワンマンまで、一気呵成に駆け抜けていく。そうした強い決意を感じられる仕上がりであった。

 そして最後はもちろん、これまでスカイステージを重厚に彩ってくれた「空への咆哮」を熱く熱く熱く歌唱して終演だ。

 さて、極上のライブのあとは、グループとして初出場となるスマイルガーデンが、今年のTIF2023のファイナルとなる。「全力をぶつけます」という実玖の宣言通り、圧巻のパフォーマンスが堪能できるものとなっていた(詳細は別稿にて)。

 最後に、冒頭に記したラジオ体操(杏菜語録では運動神経と言うらしい?)の模様を簡潔に紹介したい。今年はメンバー5人が揃って登場し、会場を埋め尽くす大勢のファンらとともに、切れ味鋭い見事な動きを見せていた。

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