緒方貴臣監督が、伊礼姫奈、筒井真理子らを迎え、「義足は障がいの象徴」とネガティブに捉えていた主人公の義足のモデルやそのマネージャーが、ポジティブに捉えられるようになるまでの心の変化を描く『シンデレラガール』。
全国14館での公開を終え、この度5月24日(金)~5月30日(木)に、Morc阿佐ヶ谷にて、東京凱旋上映が決定!
本作に出演・参加した俳優たちが取材対象となったドキュメンタリー『私が私である場所』との2作同時上映となる。今尾偲監督がコロナ禍を乗り越え、夢を追う若者たちの光と影を追い、彼らの今に迫ったドキュメンタリーとなっている。
東京凱旋上映を前に、主演の伊礼姫奈のコメントが届いた。
<主演:伊礼姫奈 コメント>
上映の回数が増える度に、感想の内容も変わっていって、ちゃんと皆さんに『シンデレラガール』が届いているのだと嬉しく思います。そんな中リバイバル上映が決まったということで、大切な作品を劇場で観ていだけるほど役者として幸せなことはありません。この映画は観る回数を重ねる度に、受け取るものも変わる映画だと思っています。きっと観終わった後に、残るものがあると思いますので、ぜひ劇場でご覧下さい!
映画『シンデレラガール』
5月24日(金)~5月30日(木)まで、Morc阿佐ヶ谷にて東京凱旋上映
<STORY>
12歳の時に病気で片脚を切断した音羽。その後も入退院を繰り返し、中学校の卒業式にも参加できなかった。そんな音羽のために、クラスメイトたちがサプライズの卒業式を病院の屋上でして、その動画がSNSで話題になり、音羽にモデルのオファーが舞い込む。義足の女子高校生モデルという特異性もあり、一時的に注目されるも、その後のモデルとしての仕事は義足を隠したものばかりだった。
一方、マネージャー・唯は、音羽と一緒に義足のファッションブランドで「義足を障がいの象徴でなく、個性として捉えてほしい」という理念を聞き、心を動かされる。義足をもっと押し出していこうと決める二人。やがてファッションショーに出演できるチャンスがやってくるが……。
伊礼姫奈
辻千恵 泉マリン 太田将熙 輝有子
佐月絵美 三原羽衣 田口音羽 山本海里 梶刀織
アライジン 小関翔太 イトウハルヒ 中村颯夢 嶋貫妃夏
筒井真理子
監督:緒方貴臣 脚本:脇坂豊、緒方貴臣 撮影監督:根岸憲一 照明:佐藤仁 録音・MA:岸川達也 助監督:中根克 美術:ぐちこ/榎本桜 スタイリスト:後原利基 ヘアメイク:Risa CHINO 小道具:伊藤由紀 編集:澤井祐美 音楽:田中マコト、菱野洋平(WALL) 制作:杉山晴香、箱田准一、長谷川穣 義足監修:臼井二美男 グラフィックデザイン:木下デザイン事務所 プロデューサー:榎本桜、緒方貴臣、塩月隆史、杉山晴香、夏原健、森山風歩 製作:paranoidkitchen、リアルメーカーズ、ラフター 配給:ミカタ・エンタテインメント
2023年/日本/カラー/16:9/5.1ch/61分
(C)2023映画『シンデレラガール』製作委員会