新生「Bety」のファーストワンマン&西永彩奈卒業公演が盛況の内に終了。新メンバーも披露され、9月21日より新新体制スタート

 アイドルグループBetyのファーストワンマンライブ「Bety 1stワンマン 西永彩奈卒業公演~いつでも帰ってきてね~」が9月18日(月・祝)、東京渋谷の渋谷WWWにて行われた。5月に新体制となり、この日のワンマンは、グループとして初であるのと同時に、メンバー西永彩奈の卒業も兼ねたものとなっており、会場にはファーストを祝うファン、西永の卒業を惜しむ(見送る)ファンが多数集まり、まさに満員状態。会場に向かう階段には多くのフラワースタンドも設置され、グループの人気の高さがうかがえるものとなっていた。

 さて、まずは前口上(?)として、百川と西永の掛け合いを楽しんだ後、ライブ本編は15時にスタートだ。オープニングナンバーは、5月の新体制披露ライブでも歌唱された、現5人体制初の新曲「スタートは突然に」であり、のっけから会場は大盛り上がり。以後は、ペンライトでしっとりとした雰囲気を会場に醸成する「Kiralila」や、タオル分回し曲「トコトン夏」でさらにボルテージを上げてゆく。

 と、ここで中休みとなり、メンバーはいったん袖へと下がり画面には事前収録の西永のビデオメッセージが上映される。そこで語られるのは、Betyに加入してからの4か月の思い出、そして、各メンバーへのメッセージだ。近年では、Creamの副編集長としてさまざまな企画立案やプロデュースを行っていることもあり、各メンバーへに対して的確なコメントが綴られていく。一部を紐解けば、最年少・花咲心菜へは「最年少ながら頼れるメンバー。これからもBetyを引っ張って行ってほしい」。うりには、歌とダンスの陰での努力をたたえつつ「ボケ担当として頑張ってほしい」。志麻へは「めちゃくちゃ熱い心を持っているので、サブリーダーとしてみんなをまとめて、晴香を助けてほしい」。そして親友の百川へは、「ステージの上での輝きは天性のアイドル。これからも、キラキラアイドルでいてほしい。そして、一人の人間として尊敬している」と最大限の賛辞を送っていた。また、4か月の活動については、「一生忘れない4か月間になった!」と、満面の笑みで振り返っていた。

 さて、ビデオ上映が終わるとセカンドブロックの始まりだ。衣装は黒貴重のものへと変わり、まずはバラード調の「クロップ」で会場をしっとりとさせ、「ヤケド未満」では、百川と西永のツインボーカルが会場を満たしていく。曲中には、涙ながらに抱き合う姿も見られた。

 MCコーナーでは、西永卒業後のBetyの体制=新メンバーの発表も行われた。新たに加入するのは、「結貴漓南」と「宮内桃子」の二人。結貴はもともと百川のファンで、前のグループ(怪トロ)のころから現場に通っていたそう。宮内はアイドル経験者で、数年前に百川と舞台で共演してからの仲だということだ。9月21日のライブで初めてステージに立つ予定だ。

 いよいよ本編ラストとなるブロックでは、メッセージ性も強い「命を叫んでたい」、アップテンポの盛り上げ系の曲「Crescendo!」、“チョイ”“チョイ”の掛け声も賑やかな「バカでも分かる恋愛論」で会場を大いに沸かせて、本編は終了だ。

 長く・力強いアンコール(今回は声出しOKで、記者は久々に大合唱のアンコールを聞いた)に応えては、西永のガオー夏Tシャツに身を包んだメンバーが登場し、「実感ない」「明日も、おはようございますって会っていそう」と、今日のライブを振り返りながら、再び「クロップ」(スクリーンには、新体制になってからの4か月間に撮られた写真が数多く上映されていた)が歌唱され、最後は冒頭でも謳われた「スタートは突然に」を以て、ファーストワンマン&西永彩奈卒業ライブは、大団円となった。

 最後のコメント(「スタートは…」歌唱の前)では、西永のことが大好きな志麻は、「卒業しても週一で会ってください」と懇願。会場・メンバーの笑いをさらっていた。

百川晴香 X
西永彩奈 X
花咲心菜 X
うり X
志麻ほの花 X
Bety公式 X

新メンバー
宮内桃子 X
結貴漓南 X