「CRAYONS」、羽が生えたかのような軽やかなステップで、新体制1周年記念ライブを開催

 二人組のアイドルグループCRAYONS(クレヨンズ)が11月17日(金)、毎月恒例の定期公演「CRAYONS 定期公演 Vol.11 1ST Anniversary」を、浅草橋MANHOLEにて開催した。公演タイトルにあるように、今月は、新生クレヨンズのステージデビューから1年の周年記念月であり、メンバーも意気込み強くステージを彩ってくれた。

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 第一ブロックでは、歌い慣れたカバーを華麗に披露してくれたが、二人とも背中に羽が生えたかのような軽やかなステップで、パフォーマンス。前回もダンス、歌唱に大きな進化を感じたが、1周年を迎えた今回は、さらにそれがアップし、力強さ、切れに加え、しなやかさが存分に投入されているように感じた。

 それは歌声にも大いに反映されていて、声はよく出るように、通るようになったし、yumeについては高域にしっとりとした煌めき感が出てきて、曲のニュアンスの表現力もより高まったよう。Lia様も、曲の雰囲気に合わせた声色(?)の使い分けが堪能できるようになっていた。

 さて今回は、前回披露できなかった新曲も歌唱された。タイトルは「~Hush-Hush Lullaby」。直訳すれば、静かにしてほしい、秘密にしてほしい、気持ちを和らげたいというニュアンスになるので、超意訳すれば、まだまだ大きな声では言えないけど、こんなことを想っているだという感じになるだろうか。バラード調ながら少し速めのリズムとなっていて、新クレヨンズらしい新たな一面を見せてくれる楽曲に仕上がっていると感じた。二人が大好きな「オーケストラ」にオマージュを捧げているようでもあり、イントロの雰囲気や、一人が前面で歌唱している際、背後で暴れている姿に昇華しているようだ。と、書いていたところで、正式タイトルが「~Hush,Freaks Lullaby」です、という連絡が来た(笑)。さて(笑)。

 なお、今回は1周年記念ということでグッズも多数つくられていて、Tシャツ、トートバック(3種類)、アクスタなどが用意されていた。また、今後の予定としては、11月19日、25日に対バンライブ出演、12月9、10日に名古屋遠征(凱旋)が計画されている。

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 今回のゲストは、定期への出演は1月、3月に続いて3度目となる、ソロ歌手のなづ季澪だ。ソロになってもそのパワフルさは変わらずというか、より進化していて、ステージを所せましと跳ね回り、圧倒的な歌唱力でクレヨンズの1周年記念ライブを彩ってくれた。楽曲としては、「Brave You」から松浦亜弥カバーコーナーなども含め、全8曲を披露してくれた。今後は、11月19日に撮影会、12月3日にライブ出演が予定されている。

なづ季澪 X

●CRAYONS 曲目
・抱きしめてアンセム(カバー)
・星が瞬く夜に(カバー)

・Happy DEATH~死に至る病~
・~Hush,Freaks Lullaby(新曲)
・CAN WE STILL BE?(カバー)
・Scan me!
・片思い
・Lost Love
・すっぴん~bare-faced lie~
・~Hush,Freaks Lullaby(新曲)

CRAYONS X
Lia X
yume X