人気舞台「魔銃ドナー」のリブート作「魔銃ドナー Testament」、本日よりアクション・繊細な心理描写を満載で上演開始！

　制服少女と吸血一族の壮絶な戦いを描き、ガン＆ソードの迫力あるアクション、制服×ゴシックの世界観などが話題を呼んだアリスインプロジェクトの人気作品「魔銃ドナー」。スタジオケーズとアリスインプロジェクトがタッグを組み、魔銃ドナーシリーズの原点であるepisode１を「魔銃ドナー Testament」と題して、本日3月27日より4年半ぶりにリブート上演することになった。

　脚本・演出を担当するのはもちろん、細川博司氏。キャストには、スタジオケーズ、アリスインプロジェクトで活躍してきた実力派たちが揃った期待の作品。本編は、初演に対しておよそ30分長い120分という巨編となり、登場人物たちの心の機微がより繊細に描かれているほか、アクションシーンも、その迫力は倍増。初演から9年、演出の細川氏の進化・成長も存分に詰め込まれており、キャストたちも見事にその期待に応える熱いステージを作り上げている。

　中でもW主演の二人――浅倉神酒を演じるあわつまい、御船彼岸子を演じる梅原サエリは素晴らしく、セリフは増えていないそうだが、心に秘めた戦う理由、天真爛漫さ、そして仲間を求める渇望感がより深く表現され、観るものに強く迫ってくる。サブタイトルの「Testament」を体現するかのような仕上がりとなっていた。

　以下、メインキャストのコメントを紹介します。

あわつまい／浅倉神酒役
無事にゲネプロ公演が終わりました。この作品は本当に、8割方はほぼ戦っているというアクションシーンがとても多いので、千秋楽まで全8公演、熱量を落とさずに、女の子のパワーで頑張って、いい作品を作っていきたいと思います。

梅原サエリ／御船彼岸子役
1回目の出演では雪村りおを演じましたが、今回、彼岸子から作品を見ると、全く違う世界になっていて、本当にどのキャラクターも魅力的に見えてきました。来場される皆さんには、彼岸子と同じ気持ちで楽しんでいただけると思うので、絶対に劇場に来てください！

森本栞菜／ハイネ・アドラー役
本作は、ダンスあり、アクションありということで、見どころたっぷりになっていて、それぞれのキャラクターも本当に魅力的なので、皆さん、楽しみにしていただけたらと思います。個人的には、初めて本格的なアクションに挑戦するので、そこもあわせて見てほしいです。

長月明日香／吾妻レイカ役
ドナー作への出演は2回目で、最初は『魔銃ドナー巫（かんなぎ）』で、新キャラクターを演じさせていただきました。そこでは吾妻レイカを見る立場だったので、まさか自分が（吾妻レイカを）演じることになるとは……と、すごく驚いています。歴史のある作品なので、初演へのリスペクトを忘れずに、ドナーを昔から好きでいてくださる方にも、今回初めて触れる方にも観ていただきたいです。精一杯頑張ります。

一本槍希華／ミュート役
前回は秋津ゆららを、今回はミュートを演じています。ミュートのセリフは未だに慣れないところもあって、本番は大丈夫かな？　ご迷惑をおかけしてないかなっていう気持ちで一杯なんですけど、素敵なキャスト、素敵なアクション、素敵な劇場に恵まれて嬉しいです。最後までケガなく無事には走り切りたいですし、セリフも頑張ります。

藍菜／エリー役
エリー役を演じさせていただきます藍菜です。9年ぶりにドナーの世界に戻って参りました。皆さんには藍菜さんって呼ばれているので、千秋楽までに藍菜ちゃんって呼ばれるように、皆ともっと仲良くなりたいです。この作品は、アニメや映画を観ているかのような本当に美しい世界を描いているので、その美しい世界をキャスト一同、最後まで創り上げていきたいです。是非、たくさん観に来てください。公演前には、アリスインアリスの楽曲がBGMに使われていて、懐かしさも全開です。アリスインアリス、復活したいです！

仲村まひろ／ラムエル役
初舞台で、何が何だか分からないまま稽古が始まりましたけど、キャストの皆さんにすごく支えていただきながら、こうしてゲネまで来ることが……（と、ここでうれし泣きが始まってしまい、コメント終了）。

細川博司／脚本・演出
初演から9年が経ち、また一から作り直しました。今回のキャストの皆さんは、自分の見せ方が分かっている人が多くて、稽古も順調に進みました。いつもよりもより密度の高い、見どころの多い作品になっていると思います。ぜひ、楽しんでいただきたいです。自信たっぷりでお届けする新ドナーをよろしくお願いします。