九州を拠点に全国で活躍している5人組のガールズグループ九州女子翼が9月22日(日)、東京での定期公演「九州女子翼定期公演 第七十七片 in TOKYO」を、AKIBAカルチャーズ劇場で開催した。
今回は夏クール(7~9月)ラストの公演ということで、メンバーの熱気も高く、定期ではこれまで以上に気合の入ったパフォーマンスが堪能できた。加えて、9月にリリースされたばかりの5枚目のアルバム「CELESTIA」を引っ提げて各地でライブを展開してきたこともあり、今回のステージはまさにその集大成といった趣も感じられる完成度となっていた。ここでは第三幕、彼女たちの楽曲が存分に楽しめる「LIVE本編」の模様を紹介したい。
イントロ(SE)はもちろん、ニューアルバム収録の新SEであり、会場に集まった多くのファンにも広く浸透してきたようで、メロディ中にある「ブレイキングダウン」という掛け声も綺麗に揃い、これから始まる本編への期待が如実に高まっているのを実感できるほど。
という流れを受けて、オープニングナンバーとなった「翼」から会場の盛り上がりも最高潮で、その大きな声援が、ステージ上のメンバーのパフォーマンスを強く後押ししているようで、彼女たちの圧がますます高まっていくのが見てとれるほど。
以後は緩急をつけた楽曲構成で、会場の雰囲気をコントロールしていくが、この春以降、見た目にも新規のファンが増加しているのが分かるほどで、新旧のファンが一体となって作り上げる大きな声援・コールが、メンバーを力づけていく。
そんな機運が最高潮に上がったところで、いよいよ定期では初披露となる新曲「雷鳴」のスタートだ。聞く限り、CDのBPMよりも若干速いようで、彼女たちの楽曲をプロデュースしてきた筑田氏の楽曲の中でも最速のビートを刻んでいるよう。まだ数回しか披露していないにも関わらず、すっかり自分たちのもの(曲)にしており、雷鳴よろしく、その圧倒的なパフォーマンスと歌唱を、会場中に轟かしていた。
次回東京定期は、10月13日(日)に開催。当日は、午前中に別会場で「エモい女子翼」も予定されており、Wヘッダーとなる。
●九州女子翼 三幕目 曲目
・SE(Celestia Wonderland)
・翼
・TAKE WING
・fair wind
MC
・Welcome To The Music
・心眼でSong!
・キミは太陽
MC
・I Am Love
・Dear You
・空への咆哮
MC
・雷鳴(新曲 定期で初披露)
MC